ちょっと古いんですが 「マツコの怒り新党『新・三大 カンチェラーラの衝撃のスパート』」を受けて・・・

『新・三大 クネゴのヘタレっぷり』を考えたので、記録しておきます。
 

【三大・クネゴのヘタレっぷり】 その1−ツール・ド・フランス2010 第9ステージ

一瞬たりとも前に出ない芸術的なツキイチで勝ちにいくも、前を牽きまくったカザールに軽く一蹴され、あげくゴール直後に軽蔑の眼差しでチラ見されたお茶目なクネゴたん。

 

【三大・クネゴのヘタレっぷり】その2−Giro d'Italia2014 第5ステージ

芸術的な空気感でテレビにも映らず、完璧な「彼 参戦してるんだっけ?」オーラを漂わせる英雄クネゴたん、しかし彼は我々の心の中に生きている。ゴールスプリントでスルスルっと前に出た青とピンクのジャージに「クネゴたんキター!!」と全世界のファンを狂喜乱舞させ、直後 ゴール後の映像で「あれ?・・・ウリッシ??」。彼は別に何もしていないのに、僕らに勝手に強烈なヘタレ感を抱かせた 天才クネゴたん。

 

【三大・クネゴのヘタレっぷり】その3−ツール・ド・スイス2011 第9ステージ個人TT、そして伝説へ・・・

2位に1分36秒差のマイヨジョーヌで迎えた最終日のクネゴたん、僅か32kmのTTであれば総合勝利は確実と世界中のサイクルロードレースファンの99%が確信しているなか、我々クネゴファンは得も知れぬ不安感を抱えております。それは 1分59秒差の 4位ライプハイマーが第2計測地点を通過したあたりで焦燥感へ、第3計測地点では今そこにある危機へと変化。41分14秒でゴールしたライプハイマーを見届け、これは・・・でもさすがにこれは行けんじゃね?山岳でタイム差稼いどいて本当に良かったよ、と見守るファンの中、力走のクネゴは 43分17秒でゴール。・・・あれ?? 4秒差で総合優勝を逃した瞬間、クネゴたんの様式美は芸術として昇華されたのでした。