ジャパンカップ・サイクルロードレース2005

http://www.japancup.gr.jp/index02.html

HOTSTAFFメンバー（K.Araiさん，イチフルさん，イチフル奥さん，TOK）で，宇都宮で開催された，ジャパンカップ・サイクルロードレースを観戦してきました．もの凄い盛り上がり＆観客数で，マイナースポーツとは思えない（失礼！）ほど熱気がムンムン．めちゃめちゃ楽しかった・・・！！　優勝はクネゴ．日本人ではアンカーの田代が 7位の大健闘で，観客みんなで大歓声で熱狂してきました！！

優勝したクネゴの直筆サインを貰いました！！（嬉！！！）

詳細レポートは「続きを読む」から．
デジカメ写真（800x600）*1は，こちらのページから．

今回のジャパンカップ観戦の足に利用したのは，近畿日本ツーリストの観戦バスツアー（7,500円）です．K.Araiさんが手配してくださいました（Special Thx!）．東京駅 7時発のバスに乗るために，5:37分発のJR中央線に乗って出発．眠い・・・．途中の駅で K.Araiさん，イチフル夫妻とも合流して，18:30に東京駅に到着．無事にバスに乗り込むことが出来ました．当然ながら，バスの中では・・・爆睡！！！

宇都宮森林公園に近づくにつれ，周りはだんだんそれっぽい人が多くなっています．NIPPOの誰かが坂道でアップしていたり，坂道をえっちら登って会場に向かう自転車組の観客でプチ渋滞が発生していたり，某国内チームの某有名選手が用を足していたり・・・．会場の真ん前までバスが乗り入れてくれた（バスはその後に駐車場に回送）ので，移動は超楽チンでした．こりゃいいや．

会場はすごい人出でした．ディスカバリーチャンネルの別府君もゲストで来場していたこともあり，ステージも盛り上がってました．スタートは有料観客席（これもツアー代金に含まれてる！）から観戦．出走サインを済ませた選手が続々とスタートラインに並んできますが，そこらじゅうで選手が立ちションをしているのは何故なんでしょうか？？　先に済ましとけばいいのに（笑）．

スタートを見届けてから，歩いて山岳ポイントに移動．歩いている最中に，さっそく１周回ってきた逃げ集団に追い抜かれました．逃げているのは“やっぱり”の，福島(康)・廣瀬・品川・橋川といったメンバー．少人数の集団なのに目の前を通り過ぎるときの迫力は凄いですねー．程なく海外選手が引いているメイン集団が通り過ぎましたが，こちらは更にすごい迫力でした．

古賀志林道の登りは，結構厳しいですね．部分的には斜度が 10％を越えているところもありそうで，TOKが走ったらあっというまに心拍があがっちゃうと思います．逃げ集団はホントに厳しそうな表情で登る．一方のメイン集団（の海外選手）は余裕しゃくしゃくといった感じ．予定通り泳がしているってとこでしょう．
一旦山岳ポイント地点まで登って観戦して，100mくらいスタート側に下った地点を観戦ポイントに設定．1週14kmのコースをおよそ25分間隔で周回するので，応援も適度なお休みを取れて良い感じです．テレビで見るときは風景がどんどん変わる片道コースが良いですが，現場で観戦するのは何回も楽しめる周回コースが良いですね．
大集団が，古賀志林道の登りをものともせずに目と鼻の先をものすごいスピードで駆け登ってくるのは，凄い．タダでさえ凄い勢いで走り去っていって訳分かんないのに，更に外国人はみんな同じ顔に見えるので，集団が通るたびに「クネゴどこ！？」「マンセボは？？」「シンケビッツって誰や！！」って感じで混乱してしまう・・・（笑）．

後半周回になるにつれ，徐々にメイン集団もスピードを上げてきました．海外チームが引きまくる集団は，少なくとも５％はありそうな勾配をものともせず，凄いスピードで駆け上がる．序盤のまったりモードから一変したあのスピードは凄すぎる・・・．スピードに付いていけない選手が遅れだしてきている・・・．ゼッケン番号を頼りに選手名を調べて，「○○，ガンバレー！！」と名前で応援．「ベンガ，ベンガー！！」も「アレ・アレー！！」も完全に頭から飛んでました．（汗

ところで，登りのダンシングでハンドルのドロップ部分を持つ選手が(国内・海外問わず)結構いたのですが，あれはどういう狙いがあるのでしょうか？？
残り数週になったところで，歩いてゴール地点に下る．湖横の平坦区間で，いよいよ逃げ集団の背後まで迫ったメイン集団とすれ違う．棒状になった集団はすごいスピード！！　その後を必死で追いかけるサポートカーも凄いスピード！！　どちらも命がけですねぇ・・・！！

ゴール前に移動したときには，既に凄い人だかりでした．ゴール前の最終コーナーを凄いバンク角で倒しこんで選手が飛び出してきます．日本人選手の逃げ集団も一生懸命逃げてたのですが，いかんせん，メイン集団のペースは速い．みるみる差が縮まってしまい，場内ラジオの実況で集団が捕らえられたことが告げられましあ．あーあ．

そして，最終周回．勝負のかかった新しい逃げ集団が再構築されていました．クネゴ，マンセボ，シンケビッツ，モレーネなど海外選手を中心とした集団に，なんとアンカーの田代選手がその逃げ集団に喰らい付いてる！！　おー，燃える展開！！　観客の多くは海外メジャーチームを応援してたんですが，やはり日本人が絡んでくると応援してしまいます．スタンドの盛り上がりも最高潮です．

結局，マンセボが古賀志林道の登りでクネゴを振り切ることができなかった時点で勝負ありました．クネゴにゴールスプリント勝負に持ち込まれ，さくっとクネゴが勝利．マンセボはクネゴのゴールを鼻をすすって悔しそうに眺めていました．アンカーの田代選手は一時 3位争いをしていましたが，追走集団に捕まって 7位フィニッシュ．最後まで魅せる走りで楽しかったですが，ゴール後の田代選手はグッタリしてました．．

表彰台は，クネゴ，マンセボ，モレーニ．本音を言えば，ここに日本人が割って入ってると最高だったんですが，クネゴとマンセボの争いが面白かったので良し・・・です．クネゴは副賞のデジカメをもらって真剣にうれしそうで，表彰台の上で箱を開けてました．でもプレゼンターは偉いオジさん．とってもイケてない．アシスタントのお姉さんはとても美人だったので，海外レースみたいに女の人がプレゼンターすればいいのに！！

山岳賞は終盤までの逃げ集団を作っていた日本人3人組でした．副賞はコーヒーメーカーなんですが，メーカーがタイガーなのが気になった．Saecoの選手はどうすればいいんだろう？？？（笑）　VLAAMSジャージを着た橋川Jr.がとても可愛かった．それと，福島(弟)がしきりに美人アシスタントのお姉さんに話しかけ，花束からバラを一本抜いてプレゼントしてたのが気になる・・・！！　彼はいつもあんな調子なの？（笑）