ブエルタ・ア・エスパーニャ

アンダルシアからラマンチャに移動したこの 2日間のレース.日差しが明らかに緩くなってきているのが画面からも分かります.選手の皆様,おめでとうございます.ツールはディスカバリー(というかランス)の見事な集団コントロールによって,総合を狙う上位選手に大きな動きはあまり見られません.でも,ブエルタだと有力選手が積極的に動いてくれるので楽しいですね.
画面といえば,なんでブエルタの国際映像って露出オーバーっぽい色合いなんでしょうね? 時々白とびするように色合いが変わるのは,おそらく強い日差しの性で光の加減で中継映像のホワイトバランスが狂っちゃっうからだと思うのですが,それを差引いても画面が白い.日本のテレビ局が中継すると,画質的にはもっと良いものになると思うんですけどね.(ただし,民放だと100%実況と解説が駄目駄目になると思いますが)

ステージ4:シウダード・レアル〜デ・アルバ 232.3km

ステージ4はドンキホーテの故郷であるラマンチャ地方が舞台です.ドンキホーテ以外に言うことは無いのかというと,言うことがないんです.知識が無くてごめんなさい.平坦ステージといえども,距離も今大会最長となる 232.3km! 厳しい! 選手の皆様においては,このクソ暑い中をご苦労様です.
レースの方は予想通り集団ゴールスプリント.ファッサトレインはさすが,4枚も残っています.満を持して列車から発車されたペタッキ様が貫禄の勝利・・・かと思いきや,以外に他のスプリンターが粘るよ!? 一瞬,フスフォウドが差したかと思う混戦のゴール.なんとかペタッキ様が逃げ切ってステージ2連勝.やっぱスプリント勝負になるとファッサトレインを打ち破るのは厳しいっすね・・・.マクギーは集団ゴールでマイヨ・オロを堅守.

ステージ5:アルカサル・デ・ファン・サン〜クエンカ 176km

今日もスプリント勝負ですが,ゴール前に3級の山岳があって,ここでスプリンターが絞り込まれた感じです.ペタッキは山岳で遅れてしまって先頭集団には残れませんでした.残ったメンバーでゴールに向けて下る中で,エラスががんがん先頭を引いているのが面白かった.ディスカバリーは今日も落車してました.ちょっと精彩に欠けてますね.
先頭集団に残ったスプリンターでは,ボーネンフスフォウドが有力どころ.マクギーも積極的に仕掛けて強さをアピールしましたが,ボーネンは不発.結局最後はフスフォウドが差しきってステージ優勝でした.マイヨ・オロは当然マクギーのまま.
今日はイバン・マヨがリタイヤ.残念.