ツール・ド・フランス2006 第2ステージ

今年のツールは絶対的なプロトンのボスが居なくなったこともあり,逃げも決まりやすく,追走時やゴール前の統率もバラバラで,波乱の展開が多くて面白いです.今日も満足に機能したチームは無くて最後までもつれましたね.
こんな展開でのゴール前スプリントはやはり予想通り,マキュアンが強い.混戦の中から何処から沸いてきたんだ!?とするする前に出てきてスパっとステージ優勝をゲット! 列車が形成されない状況ではボーネンツァベルもイマイチキレが悪いです.ハスホフトはスプリント中にペダルが外れてしまいましたが,意地の片足ペダリングでステージ 3位に食い込み,なんとかボーネンを押さえてマイヨジョーヌを死守.昨日の流血騒ぎのときにはマイヨは絶望的かと思ったのですが,やはりマイヨの執念は凄いです.
しかし,今日の MVPは意地の山岳賞ゲットのサウニエルドゥバルのデラフエンテでしょう.ヘロヘロになりながらも逃げまくって,最後の山岳ポイントはヴェーゼマンに奪われつつも,意地で2位通過を死守しての山岳ジャージ奪取.しびれました.
しかし,ツールのライブは番組枠の 4時間たっぷりと放送するんですね.HDDレコーダの容量もかなりギリギリで厳しいところです.なんとかせねば・・・!!