練習用カーボンクリンチャー「レイノルズ ATTACK」

前述しましたが、BORA ULTRA2を練習ではきつぶすのはもったいない(とくにタイヤ)と、知人から譲ってもらったホイールはレイノルズのATTACK。リムハイト32mmのカーボンクリンチャーのエントリーモデルです。たぶん。

タイヤはシュワルベの ULTREMO ZX、チューブにミシュランブチルチューブを使って 1000kmくらい乗ってみた感想としては・・・
ブレーキの効きは BORAと同程度なので不満はないかな。BORAについてきたカンパニョーロ純正のシマノブレーキ用シューをそのまま使っていますが、良く効くし、リムダメージもなさそうだし、満足しています。
実はカタログ値で重量 1500gと決して軽くはないのですが、漕ぎ出し感覚は意外に軽くて驚きました。剛性の感覚は BORAやキシリウムと比べると「柔らかいな」と感じます。スピードの乗りが悪いわけでもないし、もちろんダウンヒルでの不安もないのですが、キシリウム的なキビキビ感はないですね。好き嫌い論でいえば「好みではない」ですけど、走りに不満があるかといえば「不満はない」です。もちろん、レースでもガンガン使えるホイールだと思います。
思ったより乗り心地もいいし、何度か側溝でリム打ちっぽいことをしてしまったけど振れてもいないし頑丈で、BORAの代わりの普段履きホイールとして200%の大満足です。クリンチャーゆえにタイヤのランニングコストも助かるし、出先のパンクでも対応しやすい。決戦ホイールのBORAとの履き替え時も(アルミホイールとの履き替えと違って)ブレーキシューを交換しなくても良いので楽です。ブレーキフィールも変わらないですしね。
ただ、ホイールを1セットしか所有できないって場合にこのホイールを買うかというと、正直言って微妙かな。自分好みの乗り味と、デザインを考えると(Attackは見た目がほんと残念!)、同じ価格帯で、同程度の重量で、パリッとした乗り味で頑丈極まりないキシリウムSL・SRあたりを選ぶと思います。(MAVIC厨ですみません・・・)