ジロ・デ・イタリア 2007−第6・7・8ステージ

連日,睡眠時間を順調に削り取ってくれるジロ・デ・イタリア.しかも,J-SPORTSの放送枠(2時間半)はたいがい 30分くらいオーバーして放送延長になってます.だったら,もとから 3時間枠にしといてくれよ〜.(笑)
(続きはネタバレ)
第6ステージは山岳ステージ.1級,3級,2級と山岳ポイントが続きます.ここは逃げ屋が一発かましてくるぞと思ったら・・・,なんとなんと,ここで来ましたよ T-Mobileが!! いやー,ピノッティはとってもカッコ良かったです.序盤から両氏を含む 5人が逃げる展開.特にラベルデは山岳ポイントを総取りする強さを見せて快走.一気に山岳賞トップに踊り出てしまいました.ピノッティはポイントを取りにこないのでどうしたんだろうと思ったら,総合ジャンプアップに向けて脚を貯めてたんですね.後半でラベルデとピノッティが抜け出して快走.そのまま一気にラベルデを先頭に 7分以上の差をつけてゴール! 3分11秒差を引っくり返してのマリアローザです.カッコ良いぞ!! 総合を手放したいと言ってたリクイガスにコントロールされた集団は,終始サイクリングペース.平和な集団でした.
第7ステージは,またまた来ましたペタッキ様.平坦ステージでミルラムトレインが形成されて,周囲の単独アタックを全て封じてしまう展開.ペタッキのスプリントも完璧で,圧勝・・・!!でしたね.びっくりしたのがベッティーニ.昨日まであんなに苦しんでいたのはいったい何!?ってなスプリントで,ペタッキに最後まで追撃する速さ.このオッサン,油断ならないです.マリアローザは依然として T-Mobileピノッティ.この分なら明日もキープできそうですね.
第8ステージも序盤に山岳はあるものの後半は平坦.ベッティーニは今日も好調でした.勝てなかったけど・・・.序盤の山岳を終えたところでベッティーニを含む 22名の逃げが決まる.人数も多く,残り距離が少なくなり,タイム差も最大 6分40秒近く空いたところで,逃げが決まるのはほぼ確実といったところ.22名は終盤まで協力体制でローテーションを回して,そのままゴール前スプリントへ.鋭いスプリントを見せたベッティーニだったけど,さすがにマークされすぎ.僅かに CSCのアルヴェセンを差しきれずに 2位に終わってしまいました.それでもあの中で一番強かったのはベッティーニでしたねー.集団は3分遅れでゴール.マリアローザピノッティがキープに成功.あと何日キープできるのでしょうかね!?