ツール・ド・美ヶ原2006(レース当日)

TOK2006-06-25

レース当日は 4時半に起床.スタートが 8時頃なので,2時間前の 6時では食事の時間としてはちと遅い.3時間前であるところの 5時に,コンビニで調達したおにぎりとゼリー系エネルギーを食しました.富士HCではスタートしてからお腹が痛くなりレース中にトイレ(大)に行ってしまったという教訓から,今回は朝からマメにトイレに行きます.6時過ぎにアップに出て,下山コースを逆に登ったり,市民球場の周りをぐるぐる回ってたら,またトイレに行きたくなって快便.どうやら今回は気持ちよくレースに望めそうな感じです.
7時56分に男子Cグループ1がスタート.みんな一斉にイケイケで走り出し,集団のまま激坂アプローチゾーンへ.800mも走ると登り区間になってしまうので,いきなり集団はバラけます.ふと前方を見ると,まだ激坂ゾーンにも入っていないのに,既に自転車を降りて押しが入っている人がたくさんいる.まだ1kmもいっていないのにこの調子で,みなさん大丈夫なのでしょうか??(笑)
今思えば,この序盤のペースが速すぎて失敗してしまったような気がする.もうちょっと押さえて,くれバーに走れば良かったんでしょうが,まだロード経験の少ない私ですから,これもいい経験です.ともあれ,ワシワシと快調なペースで登っていきます.美ヶ原の激坂は最大傾斜な状態がそんなに長く続かないので,TOK程度の貧脚でもなんとかなるのが助かります.中盤から失速気味になるも,試走よりはかなりのハイペースで激坂を登りきることが出来ました.
美鈴湖までは若干下り,第一CPを過ぎて再び登り基調.ここからは奥多摩周遊道路TTの後半セクションに似た峠です.第一CPを越えてしばらくたったところで,後からスタートした K.Araiさんにパスされる.さすがにトルク型の K.Araiさんは激坂に強い.TOKには無理なハイペース.すごいなぁ・・・!! それでも後半のだらだら区間で追いつけるかも?という淡い期待でペダルを漕ぎます.
似たような実力の人を探しながら,心拍 90%をキープしながらひたすらペダルを回す.「中間地点」の看板までが,比較的斜度のあるところな気がしました.ここを過ぎると少しだけだらっとした感じになるのですが,今年はここでのギアのかけ方を間違えましたね.もうちょっと重いギアにして踏み倒しても良かった.このセクションに関しては,筋力的には余裕がありました.それでも後半は徐々に重いギアを踏み込んでいくことになり,かなり失ったタイムを取り戻せたと思います.採集的には K.Araiさんと 4分差くらいでしたが,このセクションではもっと差があったと思いますもの.
第3チェックポイントを過ぎて,武石峠頂上までの区間は調子が出てきて,かなりのハイペースで追い上げた(つもり).もっと速くにこのペースに持っていく必要がありそうです.今後の課題ですね・・・!! 美ヶ原高原の下りセクションは超気持ちよく,心拍ギリギリで踏み込んで加速していきます.沿道のボランティアの皆さんの「イケー! 抜かせー!!」という声援を勇気にして,ペダルを踏み倒して MAXなスピードで周りをごぼう抜き.気持ちイー!! その勢いで最後の短い登りもクリアして,手元計測では 1時間24分ジャストくらいでゴール.去年からおよそ 2分のタイム短縮でした.今年は多忙であまり乗れていないものの,わずかながらも成長はあったみたいです.
それにしても,ゴール地点や,下山時の美ヶ原高原の風景はとても美しいですね.毎回,このために頑張って登っているようなものです.w)

(続く)