ジロ・デ・イタリア2006 21thステージ

ジロも本当に終わってしまいました.バッソはどこまでも強く,最終ステージのゴールスプリントで4位に入ってもぎ取ったベッティーニのポイント賞も素晴らしかった.ガラーテ君の山岳賞といい,クイックステップ勢は頑張ってましたねぇ.サボルデッリも悪いながらも複合賞はキープできたことは,ディスカバリ−チームとしての好材料か?? あとウルリッヒ個人TTのステージ優勝は,ツールに向けて好材料ですね.個人的には応援しています.
気になるのはスペインドーピング疑惑で現監督と元チームドクターが逮捕されてしまった,我らがリベルティ・セグロス・・・改め,ウルト*1.とりあえずウルトはスポンサーから外れないようですし,万が一の時には,ヴィノクロフの後見人のカザフスタン政府が国を挙げてバックアップするとか.経済的な理由でツールに出られないことはなさそうです.但し,UCIプロツアーライセンス審査で現行チーム組織が不適切と判断されないとも限らないので,予断は許さない状況ですね.少なくともジャージと自転車のロゴは変わります.
それにしても,集団がミラノ市街の周回コースに入ってきたときに,クイックステップのブラマーティが集団の先頭に出て観客に挨拶したシーンは感動的でした.大勢の観客からも,集団の選手達からも拍手が沸き起こり,ブラーマティもアイウェアを外して涙ぐんでいましたよね.21ステージの最も印象的なシーンでした.

*1:メインスポンサーのリベルティがスポンサーから撤退しちゃったのです.(泣)