宮古島! 3日目

TOK2005-09-27

お昼過ぎ迄は、シーカヤックでクルージング&シュノーケルでお楽しみ。あと鍾乳洞探検も。夕方からは宮古島西側をぷらぷら。宮古の夕日を眺めながら、まったりしてました。
シーズンオフだからか、とにかく街に(彼氏のついていない)女の子が居ない!*1 ツマンナイ!
今日やったこと.

詳細は例によって「続きを読む」から・・・

今日はホテルのオプショナルツアーで申し込んだ「シーカヤック・ツアー」の日である.フロントまで迎えに来た送迎車(タウンエース)に乗って,島南東の保良泉ビーチまで移動.南東の海岸沿いの道は,適度なアップダウンで景色も良くて,自転車で走ると気持ち良さそうだ.ホテルから20分ばかし車で走って,海宝館の脇から崖を下っていく道(超激坂!!)を降りると,保良泉ビーチに到着.保良川ビーチのアイドル犬,ブルテリアの「リク君(1歳)」の熱烈歓迎・・・を受けるかと思いきや,今日のリク君はかなりやる気が無い.こっちから熱烈アプローチをかけても,アゴだけしゃくって「ん??」て感じ.くそう・・・!!
シーカヤックってのは,海版のカヌーみたいな乗り物です.樹脂製の船体なので,下手くそが少々岩場にぶつけても問題なしな頑丈さなので,安心です.1人〜3人くらい乗れるのですが,今回の体験ツアーでは原則 2人乗り.ビーチで簡単な操船ガイダンスを受けて,ツアー参加者全員で記念写真を撮ってから,いざ出航.2人でタイミングを合わせてオールを漕ぐと意外にスピードがでて楽しい.10艇くらいが岸沿いの岩場を進むので,狭い場所ではシーカヤック渋滞になってしまうのですが,思いのほか小回りも効くのね.初心者でも難なく楽しめます.お勧めかも.
しばらくカヤックで進んだところで,インストラクターの石井ちゃん(自称)が休憩宣言.浅瀬で皆をカヤックから降ろし,カヤックを一箇所に集めて岩に繋いでしまいます.保良泉トリビアによれば,この辺りの砂を漁ると星の砂が入っているそう.星の砂の正体は『有孔虫』というプランクトンの死骸.白いのは死んじゃってるからなんですね.活きているのは茶色いそうです.そして宣言します.
「これから,鍾乳洞に入ります!」
確かに断崖絶壁の水際にポッカリと穴が空いています.大潮のときにしか入れない(それ以外は入口が水没している)らしく,地元では神様を祭る神聖な洞窟らしい.中は見事の一言.この鍾乳洞のためだけにツアー代金があると思っても過言ではありません.しかも,鍾乳洞の岩の上をガンガン歩いて探検させてくれる太っ腹ブリ.一般公開されている鍾乳洞でここまでフレンドリーなのは,私の知る限り,ココと秩父日原鍾乳洞くらいのものです.(笑) 中の湧き水で身体を清めに清め,水洗トイレのように綺麗な心となったところで,再びシーカヤックにて無人ビーチに出発します.
無人ビーチではシュノーケリングタイム.このビーチの周りは切り立った崖なので,陸路での到達は不可能.海路でやってくるしかないというわけ.当然ながらお昼御飯の仕入先も無いため,お弁当(サンドイッチ&タンドリーチキン)サービスがついています.久米島シュノーケリングツアーと違って初心者向けのポイントですが,それでも見応えはあり.お魚が人間に慣れまくっていて,カクレクマノミがちっとも隠れていないのが若干気になります.(笑) 水中使い捨てカメラで写真をとりまくってましたが,魚が多すぎて逆にシャッターチャンスを逃すくらいで楽しめました.:-) そして再びシーカヤックで保良泉ビーチに戻ってきて,オプショナルツアーは解散.タウンエースでホテルまで送っていただきました.
同行のみんなはホテルにもどってバタンキューでしたが,TOKとしてはまだまだ元気が有り余っています.仕方が無いので,一人で宮古島の西岸をサイクリングすることに.ところで,宮古島の道路には不思議な雰囲気の警察人形が点在しています.安全太郎君みたいなものらしいのですが,この無表情さが怖かったりして.丑三つ時に走り回ってそうなオーラを発していると思いません??

それはさておき,久来間島までのコースは初日のコースとほぼ同様.ですが,そこからさらに海岸沿いを北上して,まずは与那覇近辺を目指しました.ところがその辺りで突然モクモクと黒い雲が!! ヤバイ,スコールだ!! 雨宿りに慌てて飛び込んだカフェが『スムージー』でした.
スムージーの店主さんは,出身は宮古島だけれども,ずっと横浜で働いていたらしい.独立してお店を出すことを決心したときに,どうせやるなら騒がしい都会よりも,地元の島でノンビリしたお店をやりたい・・・とのことで,宮古島にこのお店を作ったとのこと.お店の内装の雑貨類は横浜時代にコツコツと集めた物で,それらに囲まれて仕事ができるのは幸せだとおっしゃってた.・・・が,話の合う年代層(=若い人)が少ないのが悩みの種とのこと.マシンガントークでお喋り攻撃を受けましたが(笑),それはそれとて楽しかったから良し.アイスコーヒーを頂きましたが,氷もコーヒーで出来ていて溶けても味が薄くならず,大変おいしゅうございました.なによりも,このカウンターから入口を通して見るサトウキビ畑の光景が素敵.ボケーっと眺めているだけで癒されます.

雨もあがったのでスムージーをおいとまして,今度は県道沿いに平良市内まで北上.市街から西に向かって久松の集落に向かいました.久松はひなびた漁港で,観光名所は皆無.でも,このひなびた感が TOK好みなのです.自転車を押してトボトボと歩きながら集落内をぶらつきます.井戸端会議中のお爺・お婆にも構ってもらってなかなか充実.(宮古言葉は全く理解できなかったけど.あれは外国語だ!!) 楽しかったなぁ・・・!!

夕暮れ時が近づいてきたため,今度は久松地区の高台で見つけたカフェ『Taka's Palor』に寄ってみます.狙ったとおり,ここは絶好の夕日スポット.高台から夕暮れ時の久松漁港を見下ろすことができ,かなりイイ感じの風景でした.ここのご主人(大阪の人らしい),多分この風景に惚れて店を作ったな!? シークァーサー入りコーラと,ICE黒糖ぜんざいも美味しかったし,なかなか良い店でした.女将のお話では,トライアスリートが練習上がりにビールを一杯ひっかけていったりもするそうです.

日没も過ぎたことですし,とっぷりと真っ暗になる前に,ペースを上げてペダルを踏み倒して,無事にホテルに帰着.いつものように食事も済ませて,なかなか美味しゅうございました.m(-o-)m

*1:そもそも人影が少ない(笑)。今の時期の宮古島は,島内の若い人は沖縄本島や本土に出ていて,島にいる若者は島外の人らしい.