人間の分解能

根拠は無いんですが,おそらく人間の聴覚の分解能って大したことないんじゃないかと思います.CDの量子化ビット数は「人間の聴覚が認識できるのはこの周波数範囲だ」ってことで決められたわけで,おそらく実際にもある条件下ではその範囲でほぼ間違いないんだと思う.でも,これって実は「人間の聴覚は線形モデルである」って前提があるはずなんですよね.んで,実際は(大筋はそうだとしても一部特性は)そうではない・・・可能性が高い(と技術系人間の直感的には思います).それが違和感に通じてるんじゃないでしょうか.
だからアナログ復活の動きが出てくるかというと,多分それは無いんじゃないかなぁと思ってます.一部の専門分野向けと,趣味的なコンシューマ層向けに細々と残るのみ・・・でしょうね.コストパフォーマンスが求められる工業製品との相性はもちろん,何より「再現性」という面でアナログ方式は「記録メディア」として向いていないと思うのです.