ジロ・DE・信州 2007
某業界の恒例イベント，ジロ・DE・信州にお邪魔させていただきました．（有無を言わさず）「チャンピオンコース」にエントリー，多摩中央公園〜風張峠〜柳沢峠〜韮崎〜信濃境の およそ 165kmでした．番長練コースだと 和田〜鶴〜今川〜柳沢〜裏風張くらいの強度ですか？？ 初心者が走るコースじゃないのは確かで，あの業界は Mばっかりだと改めて確信した次第です．
スタート前
いきなり寝坊して（ご迷惑をおかけしました），スタート地点にたどり着いたのは HOT STAFFのスタート5分前．慌しく荷物をイシダさんにお預けしてスタートラインに並ぶ．ポラールが心拍を拾ってくれないのは諦めるとして，タイヤのサイドウォールが削れて膨らんでるのが気になりますが，パンクしてから考えることにします．（ｗ
スタート〜武蔵五日市
例年は K坂＝ADU番長による鬼引きで異常なスピード UPが図られるのですが，今年は比較的ゆっくりめのペース．山田コンビニ近くでトラブル発生のため，風張峠の登りに入るまでは集団で・・・との紳士協定で，意識的にペースを落として走りました．
チャンピオンコースの我々は武蔵五日市駅前を左折して，右折するフルコース組（梅ヶ谷峠〜奥多摩湖〜柳沢峠）とお別れ．なぜか黄色いダッヂまで一緒に左折して付いてきちゃって，痛恨のミスコース．あわてて梅ヶ谷方面に引き返していくあたりが，気分とノリで勝負の HOTらしいというかなんというか．（笑） ダッヂだけでなく，間違えてチャンピオンコースに迷い込んでた人は何人かいらっしゃいました．彼らはちゃんとコース復帰できたのでしょうか？？
風張峠
桧原村役場を左折して朝練コースに入ったところで先頭を引くのはセキグチさん．横に並んで「今日は化け物が 2人（K坂，t-coffee）いるので，意識的にペースを抑えよう」と持ちかけた矢先に直ぐ横を t-coffeeアタック！！ 5秒で作戦は崩壊し（笑），化け物 2人を必死に追いかける最悪の展開．とはいえ練習不足による筋力低下は自覚していて，しばらく追ったところで無理と判断して差を広げない走りに切り替えました．
やはりまじめにコツコツ練習している t-coffee君は強くなっており，サボってる TOKではとても太刀打ちできません．沖縄が楽しみですね〜！！
上川乗あたりまでにセキグチさんが遅れ，さらにしばらくすると K.Araiさんも遅れます．K田さんも数馬の湯手前の激坂区間で遅れ始め，気が付くと単独走です．後方を待つ手もありましたが，ひょっとしたら下りで t-coffee君に追いつけるかも・・・という期待もあり，そのまま単独で峠のピークを超えます．風張峠の気温は 11度で下りは結構寒いです．
奥多摩湖〜丹波山〜柳沢峠
結局奥多摩湖へのダウンヒルでは先頭に追いつけず，青梅街道に合流して丹波山へ．トイレ休憩でもしてないかな？という淡い期待もあり，後方を待たずに単独追走を選択です．（峠ピークのタイム差を考慮すると，結果的には単独追走は正解だったかと）
ちらほらと前に見えるフルコースや奥多摩湖スタートの参加者をモチベーションに，やれる範囲でペースアップ．おいらん淵までのアプローチってこんなにキツかったっけ？てなくらい脚に来ちゃいました．若干の不安を抱えながらも柳沢峠への本格的な登りに突入．一ノ瀬高原合流点手前の集落でのサポートカーに「K坂さんは何分先行してます？」と聞くと「10分くらいかな？」とのお答え．思ったほど差が開いておらず，下り＆平坦でなんとかなるかも？？と気合を入れなおす．
はまやらわ亭を超えたラスト2kmあたりで追いついたプラグスーツジャージな皆さんが，ペースに似通った良い感じで助かりました．前に出たり後ろに付いたりしながらモチベーションを上げて走り，なんとか 10時過ぎに柳沢峠を通過．HOT応援団に「t-coffee君は 30分くらい前に通過したよ〜」と聞きましたが，その後の t-coffee君から得た情報では 15〜20分くらいの差だったようです．いやー差を付けられちゃいました，完敗ですなぁ！！
柳沢峠のダウンヒルはスピードが出るので要注意．コーナーも Rがきつく複合コーナーが多いのです．他の参加者に追いついたら速度を落とし，長い直線でマージンをとってパス．ペダルをクルクル回しながら脚の回復を図ります．韮崎までの平坦でなんとか持ち直せそうな気配です．
下りの後半部分でメンバーにトラブル発生．一旦ストップして状況を聞いた後，下ったところのローソンまで移動してお昼ごはんを食べながら後続のメンバーを待つ．幸いにも大事には至らなかったため，HOT STAFFはサイクリングペースで再開．万力公園中間ポイントで通過チェックをし，いよいよ一路韮崎方面へ．
韮崎〜信濃境
万力公園で「道を知っている」と言ったのが運のつき，先頭固定での集団走となってしまいました．（笑） 万力公園から韮崎への市街地は交通量も多く，ちっとも楽しくない．K.Araiさんが何度もあくびをしています．もうちょっとで高原道路になるから我慢してね〜．
韮崎からは女性陣のナナちゃんも参加．フレッシュな脚で男性陣の集団を掻き乱して頂きました．（笑） 韮崎から信濃境へはアップダウンを繰り返しながら地味にかなりの標高を上ります．自分のペースで登れば楽なんですが，千切らないようにみんなのペースに合せての先頭引きは思いのほかキツかった．パワーに任せたペダリングで誤魔化せないので，変なところが筋肉痛です．
最後のダラダラ 3段坂もみんなで仲良く登り，16時25分に仲良くゴール．10時間も自転車に乗っていたのは久しぶりデスよ．
温泉に入ってペンションで美味しいディナーを頂いて，9時過ぎにはバタンキュー．大変充実した一日を過ごさせていただきました．サポートや業界の皆さん，イシダ店長に感謝いたします．
