HOTSTAFF 嵐山MTBツーリング

TOK2005-12-23

極寒の朝 5時,匍匐前進でゴソゴソと布団から這い出してお出かけの準備.今日は HOTSTAFFの MTBツーリングの日なのです.前回の浅間口尾根は崖っぷちを走る超怖いコースだったけど,今日はビギナーも安心して楽しめるコースらしい.寒いけど里山の中は暖かいと思う.雪さえ積もっていなければ・・・な!
今日も自転車をお借りするので,電車でいつもの集合場所まで移動.程なく全員が集まり,今日の参加メンバーは 7名+現地集合で 1名です.ファミマで朝御飯を調達してから自転車を積み込みます.いつもの屋根上の自転車満載状態に比べれば大人しい状況ですが,ともあれ出発.いつもの HOTSTAFFらしく,誰も嵐山の最寄りの高速道路 I.C.を覚えていないわけですが,TOKのケータイで目的地検索して無事に到着です.ジャパニーズ・ケータイ電話パワーは世界一ィィィ!!
到着時刻は 8時45分くらい.外気温は寒いですが,風がないので体感温度はそんなに寒くないです.身体を動かせば暖かくなると思います.今日は安心して転べるように,古いサイクルパンツに古いウィンドブレーカーを羽織りました.木の枝に引っ掛けて裂けちゃっても問題ナッシング.・・・だけど,止まってると寒いもんは寒い.イチフルさんのアソスが羨ましい・・・.
嵐山は,しょっぱなの 10分間が担いで登る区間でした.多摩川の土手みたいな斜度の獣道をえっちらおっちらと登る.TOKのマウンテン用シューズはソールが固いので,こんな不安定な足場では凄く歩きにくい.スパイクをつけてくれば良かった.ひぃひぃ言いながらなんとか登り切りましたが,たぶん,今日の最大心拍はここで記録していたと思います.ここ以外は,アップダウンを繰り返しながらの快適なコース.浅間口尾根と違って路面はフカフカの土でガレてもいないし,崖っぷちで滑落する心配もないので,安心して練習できる.サイコーに楽しいです.
今日は下り区間でもかなり前ブレーキを使えていたと思う.基本的にはクルマと同じで,前輪の縦荷重と横荷重を考えて,グリップさせたいときはブレーキを緩めて縦加重を減らしてやると向きが変わると.登り区間はトラクションのかけ方とバイクの重心に乗る感覚が難しいですね.パワーに任せて踏み込むと激坂で前輪がリフトしたり,トラクションが抜けたりしてしまう.足の裏で後輪のグリップを感じながら均一に回していくのが難しい.いつものロードでの乗り方が,いかに雑だったかというのが判ります.ロード乗りがオフシーズンに MTBシクロクロスで不整地路を走って練習するのは,寒さもありますが,ライディングを見直す意味もあるんでしょう.
3時間くらいのライディングを経て,スタート地点まで戻ってきました.それなりにゼイハァしてるはずなんですが,楽しさが先にきて全く辛くなかったです.もちろん下りや激坂の登りで何度も転びましたが,ロードと違ってスピード域が遅いので痛くないのが良いですね.
休憩用山小屋に,コミュニケーションノートが用意されていました.まるでゲーセンみたい(笑).このメッセージが非常に面白かった.ひらがなの「こな」がイカシテマスし,メッセージが DHライダーの気持ちを真直ぐに表現していて好感がもてます.ほんとに辛そうだ・・・!!

ケータイで撮った動画はこちら