ブエルタ終了・・・

そして JSPORTSのブエルタ中継が始まりました.レース展開も結果も知っているのに,中継中はついつい叫んでしまうのは何故でしょう.とりあえず,JSPORTSで放映済みのものから徐々にネタバレで感想を書くことにします.

ステージ1:グラナダ個人TT 7km

ベロキのいきなりの落車に「あーーーー!!」と思わず叫んでしまった.知ってるのに.(笑)
個人TTというのに,かなりアップダウンがキツイコースだった.TTなのい 3級山岳が入っていて,しかも 3級といってもかなり厳しそうな斜度.裕に読売ランド坂くらいはあるんじゃないだろうか.TTバイクを使わずにロード+DHバーで参加する選手が多かった.オルベアのTTバイクが好きだったのに,見られなくて残念.
総合を狙う選手はみんな調子が良さそうで,しっかり 9分台後半〜10分台前半にまとめてくる.超クライマーなエラス様ですら 10分をマーク.下馬評通り万全の仕上げになってるみたいだ.あのツール・ド・フランスでの駄目駄目っぷりはいったいナンだったんだろう・・・.
結局,リーダージャージはスーパータイムを叩き出したメンショフ君.かっこいい! マクギー君はわずか 3秒及ばず 3位.喉から手が出るほどマイヨ・オロが欲しかっただろうに,ちょっと可哀想・・・.

ステージ2:グラナダコルドバ 189.3km

アンダルシア地方を走る平坦ステージ.まさに「茄子 アンダルシアの夏」の描写そのまんまだ.影が真下にクッキリとできるくらいのすさまじい照りつけで,観ている方が気分が悪くなるほど.逃げ集団でもがいている選手は,ホントに死んじゃうんじゃないの??
というわけで,ベルタニョッリが終盤の山岳で逃げを打って,死にそうにもがいてました.一時は5分くらい差が開いていたけど,終盤で追走集団にどんどんとつめられ,追走集団から飛び出したマクギーと一緒にさらに死にそうにもがいてました.ゴール手前で追走集団にも追いつかれ,スプリントっぽい展開になるも追走わずかに届かず,見事なベルタニョッリの逃げ切り.やっぱ逃げが決まるとカッコいいよね! すげぇ!!
2位はマクギー.ステージ優勝はできなかったけど,タイムを稼いで,こっそりと総合トップに浮上! 昨日はマイヨ・オロを取れなくて悔しそうな顔をしてましたが,今日はすごく嬉しそうでした.これで,ジロ,ツール,ブエルタと,全てのグランツールのリーダージャージを着たことになるんですね.すごい.
グランツールのシーズン全制覇を狙ってたディスカバリーチャンネルは,エースのアゼベドが集団落車して出遅れちゃっていた.いきなりの 3分40秒差は厳しいなぁ・・・.

ステージ3:コルドバ〜プエルトリャーノ 153.3km

今年のブエルタは距離が長い.こんな灼熱の中で長い距離をもがくのはすごい.僕は嫌だ.補給食はガリガリ君にするべきだ.
今日は完全にファッサトレインの日だった.狙い通りにファッサボルトロが集団をコントロールして,狙い通りに集団スプリントで列車からペタッキ様を発車.狙い通りのステージ優勝.お見事でした.
マイヨ・オロは引き続きマクギー.積極的に動いてボーナスタイムを稼いでいた.男らしい.