登った!! ツール・ド・美ヶ原2005

TOKが撮影した写真は,インターネットアルバムに UPしました.ログインパスワードがかかってますので*1,HOTSTAFFな皆様,トクナガまでご連絡ください.(イシダさんに,メルマガで周知して頂くようお願いしようと思ってます.)オリジナルはサイズが大きすぎるので,640x480にリサイズしてます.元サイズ画像が欲しい方は別途ご連絡を.CD-Rに焼いてイシダさんにもお預けしようかな・・・とも思ってます.

とりあえず,一般公開しても差し障りのない程度(笑)の写真を交えて,簡単にレポートをば.
6/25の AM7:00に,いつものお店近くのファミリーマートに集合.梅雨入りしたにも関わらず,東京は晴れ渡り,真夏の蒸し暑さです.長野はもっと熱いみたいです.ToT 明日のレースに一抹の不安を感じながらも,一路松本市に向けて出発します.黄色いダッジのイシダさん号,N.Y.出張乙カレーなマツモトさんレガシー号,快適装備満載ステップワゴンのイシダさん奥さん号に分乗して出発です.3台連なって高速道路を走る姿は,本格的なチームサポート部隊っぽくてカッコよい.カッティングシートでチームロゴいれましょーよ.>イシダさん

途中で「大王わさび農場」に寄ったり「笑福」という信州郷土料理屋でお昼を食べたりしましたが,ばっさり割愛(笑).山賊植木さんがいらっしゃればぜひ食して頂きたかったメニューがあったのですが,さすがに食べ物をお土産にはできないので断念せざるを得なかったのが悔やまれます.そんなこんなで 15時過ぎには会場に到着して受付もあっさり終了.人が多い割には滞りなく手続きが済んで,とても気持ち良かった.ちなみに,会場アナウンスによると今年の美ヶ原は,エントリー数 2,100人くらいいったそうです.すごい!!
今年のホテルは 6人部屋と 9人部屋.どんなタコ部屋になるかと思ったら,めちゃめちゃ広くて快適です(広さの様はアルバムを参照!).タコ部屋なんかじゃなくていがったです.本来なら,すぐさまホテルの温泉に浸かってまったりしたかったのですが,やはり明日のレース準備は万全にしておきたい.仕方が無く,激坂区間を中心にコースを試走してみます.スタート地点から旅館街を抜けて,噂に聞く美ヶ原の激坂区間に突入.スタート直後からの容赦ない勾配はかなりキツイです.ただし,激急勾配→急勾配→激急勾配・・・と,激坂の間に比較的耐えられる部分があるので,和田峠や風張林道よりは楽かも.あくまで「多少」ですけどね.トクナガの初レースもなんとなく完走できそうな手ごたえを得ながら,美鈴湖の売店でソフトクリームを食したのでした.
・・・と,そこに,ロードに乗って謎の外国人が登場! 妙に流暢な日本語で,「キライ! キライ! キライ!・・・」と連呼しています.何事かと話をすると,どうやら「美ヶ原の激坂がキライ!」ということみたいです.(笑) また「いきなりブシツケだ!!」とも.これもどうやら「スタートから脚を暖める区間も無く,いきなり超激坂区間に放り込むなんで,なんてブシツケなコースレイアウトなんだ!」ってことらしい.面白い表現だ.「キライ」と「ブシツケ」,私も今後はどんどん使っていきたいと思います.でも,そんなにキライなのに毎年美ヶ原に参加しているってことは,かわいそうに,坂道中毒なんですね・・・.(笑)
外国人が去った後は,今度はリカンベントも登場.あの激坂を脚をつかずに登ってきたとのこと.凄すぎ.いつもはロードに乗ってるとのことでしたが,確かに速そうな体格をしていました.そういえば会場ではタンデムや小径車(GAAPや BIKE Friday,BD-1など)も見掛けたのですけど,結構なんでもアリな大会なんですね.<美ヶ原
その後は宿に戻って,温泉やお食事を堪能いたしました.温泉は露天風呂がとても気持ち良かったよー.
さてさて,レース当日.スタート前に軽く流してから,アップのために激坂の途中まで上ってみました.スタート後にいきなり激坂なので,ある程度しっかりと脚を暖めておかないと,いきなり乳酸が溜まってバテてしまいます.振り返ってみると,アップしといてよかったなーとつくづく思いました.来年もアップはちゃんとしておこう.
スタートはチャンピオンクラスを先頭に,クラス別に 100人ずつの時間差スタートです.7時50分頃,TOKの参加している一般男子Bがスタート.みんないっせいに飛び出して行きますが,道がそんなに広くないこともあり,1秒を争うつもりはない TOKとしては,接触を回避すべくゆったりスタートします.おそらく激坂区間が始まれば,遅い人からだらだらと脱落するはず.・・・案の定,続々と同じクラスの人が後退を始めていたので,余裕を持って前に出ることができました.
激坂区間は,体力温存のために基本は大回りなライン取りで上ります.ダンシングが苦手(というか,正しい使い方がよくわからない)ので,サドルの後ろに座ってシッティングで着実に登る.続々と脚をついて歩く人が登場しているので,接触しないように安全運転です.「ここが一番の難所」看板が 2箇所あったのですが,最初の看板がホントの難所だと思います.2番目の看板はキツイ距離が短いので,ここまで登れた人なら勢いで抜けれるはず.苦しいときは和田峠の苦しさと,大会パンフに挟まれていた地元小学生のメッセージ*2「あきらめないでペダルをこぎ続けてください」を思い出して,ペダルを回し続けて,激坂区間をおよそ 20分くらいで通過.美鈴湖湖畔まで下り基調のコースを進んで,だらだら登りへと望みます!!
だらだら登りといっても,とにかく長丁場なのでじわりじわりと体力が殺ぎ落とされる.なるべく 25Tを使ってチャンスがあれば回転数を上げて行くのですが,なかなか乗って行けません.同じくらいのペースの人がいればコバンザメ戦法が使えるのですが,既に同じペースの人は散っちゃっているのです.「先発スタートした前の集団が見えればそこまで頑張る」戦法でじわじわと登っていきます.・・・と,イチフルさん発見!! さすがにしんどそうな表情ですが,頑張れ!と声をかけてパス.でも,その「頑張れ」は自分に言ったセリフかもしれない.しんどい.1時間を経過したところで,こんどは後発スタートしたアライKさんにパスされる.気合を入れてもらって,ちょっとだけペースが上がりました.抜かれはしましたけど,しばらく視界から消えないで喰らいついて行けたんで良かったです.でも容赦ない暑さに体力を奪われてるみたい*3で,馬力が出ない.回転を上げるんですけど,とにかく心肺がついていかない.ギアを上げてトルクで登るにせよ,筋力がついていかない.全体的にレベルアップしないと,一つ上のタイムには繋がらないことを痛感しました.これは次に向けての課題です.
17km付近の峠を越えると,あとはここまでの激坂をクリアしたご褒美ということなのか,5kmの下りセクションになります.尾根沿いに美ヶ原高原の絶景を抜けるコースで,がんがんスピードが乗って気持ちいい!! ここで本日の最高時速 61km/hを記録.最高にスピードが乗り切ったところで先行する人を挿しきった瞬間,今日一番のキモチィーッッポイントでした.下りの後の少しの登りを上りきったらゴール!! タイムは手元のストップウォッチ計測だと,1h26mくらい.残念ながら 1h25m切りはできなかったみたいです.ストップウォッチ止め忘れたので,正確な値はわからずじまい.オフィシャルからの結果連絡を待ちましょう.

事務局や地元の人たちの沿道の声援,とても嬉しかったです.おかげで激坂で切れそうな気持ちが繋がりました.元気ないのに見栄を張って,声援にも応えて叫んでみたりもして(笑).ほんとに地元の皆様には頭が下がります.この場を借りて,有り難うございました.m(-o-)m
渋滞に巻き込まれつつも,20時にファミリーマート前に帰着.そして解散.みなさまお疲れ様でした.

*1:一応,閲覧者限定したほうがいいかなと思ってパスワードかけたんですが,必要です??

*2:美ヶ原では,会場で受付時にもらうパンフに,地元の小学生の手書きメッセージが添えられるのです.ほんとに嬉しかった!! めちゃめちゃ感動!!

*3:この日の松本市,35度だったらしい.