富士山ヒルクライム・・・の会場に向かう道のヒルクライム

目が覚めたのが 9時半.「あっ! やっちまった!」と自宅を飛び出して,BHで一路富士山へと向かいます.HOTSTAFFの皆さんがMt.富士ヒルクライムに参加しているので,TOKは富士山まで走って,向こうでイシダさんのクルマに拾ってもらって帰ろうという魂胆です.
立川から R20でまずは大垂水峠越え.もちょっと激坂かとおもったら,意外に緩めの傾斜でダラダラと登るだけなんですね.それほどギアを落とさなくても勢いで登れてしまいます.寝坊の遅れを取り戻すべく,がしがしと登ってあっさり制覇.交通量も多いし,練習にはあまり向かない峠です.
ここからはしばらく下り.50km/hくらいで相模湖方面に爆走したら,藤野町役場前の交差点で左折し日蓮大橋で相模湖を渡ります.つづら折りの県道76号線を登って R413号の交差点に到達.ここからが山中湖まで延々と続く登り道,「道志のみち」へのアプローチになります.ツール・ド・沖縄に参加する選手の練習コースでもあるらしいです.
道志のみちの特徴は,細かなアップダウンを繰り返しつつ,全体的にはひたすらだらだらと標高を上げていくところ.最後にちょっとキツイ区間があって最終的には 1200m弱まで標高を上げます.じわじわと体力を殺ぎ落とされていく感じ.斜度は全然きつくない(入山峠の方がキツイ)のですが,とにかく登りつづけなければいけないのです.道の駅「どうし」あたりまではタレずにいい感じで走ってこられたのですが(アベレージ 28km/hくらい),にわかに曇って雨に降られたところで気持ちが切れてしまいました.いっきにペースが落ちてサイクリングモードに.最後の難関「山伏峠」もだらだらとした登りなのですが,根性無しの 39-27Tでまったりと登って打ち止めとしました.この峠,まったくつづら折りがなくて直線で登っているというのが嫌らしいのです.終わりの無い上り坂が良く見通せるので,かなりの精神的ダメージを受けてしまいます.正直,くじけました.山伏トンネルの手前で最高標高に達し,あとは山中湖への一直線の下りです.
下る途中で新井さんと遭遇.これから自走で都内に戻られるとか.相変わらずのパワフルぶりには感服します.お疲れ様です!!
これから帰る新井さんと違い,TOKの方はいよいよラストスパート!! がしがしとペダルを踏んでアベレージ速度を稼ぎます.山中湖にぶつかったところで右折.山中湖の北側を反時計廻りに廻って目的地であるに紅富士の湯に向かうことにしますが,これが間違いでした.北側にあるちょっとした坂(不動坂)が意外ときつい.ラスト!!ともがいていると見事に脚を吊ってしまったのです.これでほんとの売り切れ.フラフラになりながらも無事に「紅富士の湯」にゴール.疲れた! HOTSTAFFのみなさんと合流して,そのまま直ぐに黄色いダッジバンのイシダさん号で帰宅の途につきました.富士山滞在時間 5分.(笑)
今回の「道志のみち」練習は,総工程95km.平均速度 26.5km/hでした.もう少し追い込めるようにならないと!!