実業団栂池タイムトライアル2010

大会運営の計時システム障害により正式リザルトが出ていない*1状態なので,確定情報がリリースされ次第 更新予定.なお 2010/6/15 10:00時点では状況不明・・・orz)

  • 予選(マスドスタート)は 2組目スタート.手持ち計測では 58分〜59分くらい.
  • 決勝(個人TT)は 運営トラブルのため,ルビーレッドジャージや最終出走者を差し置いて最終出走ww タイムは手元計測する余裕ナッシングだったため不明
  • 総合結果もそんな事情でわかんない

という状況です.特に予選通過になるかどうかラインギリギリの成績なので,運営判断次第ではどうなっちゃうことやらという危うい状況.
ところで,もしもこのレースが完走扱いになっていれば,来年(2011年)の全日本選手権の出場資格が得られたってことでOKなんすかね??
(レース詳細は「続きを読む」から)

出発

5時起床,軽めのご飯を頂いて 6時半に宿泊先*2を出発.さすがに交通はスムーズで,7時半頃には会場に到着.HOT実業団組の arakinさんともすんなり合流できました.荷物預け&アップを考えるとあまり時間もないので,速攻で準備して荷物を持ってスタート地点に向かいます.(栂池のサインボードと荷物預けはスタート地点)
ウォームアップは序盤の激区間を使って実施.シッティングで回したりダンシングしたりして心拍を上げようとしたけど,やはりアップ時間が短すぎて狙ったところまで上げられなかった.この時点でスタート直後は相当苦しくなるなと覚悟できたので,予選の作戦としてはスタート直後の激中盤までは先頭に付いていくようギリギリまで頑張って,そこで駄目なら切り替えてペース調整して後続集団に乗る・・・と決めました.今の実力で予選突破を狙うにはコレしか無さそう.

予選

スタートは最前列近辺は TRや BR強豪選手が陣取って,僕はゼッケン順通りに真ん中辺りに位置取り.ちょっと前にはヒルクライムの強豪ぞろいの竹芝レーシングさんが陣取ってたで位置的には悪く無いはず.やれるだけやるぞ.9時ジャストの 1組目スタートに続いて,3分後に我々予選 2組目のスタート.
用意ドンと共に,Jツアーリーダーのシマノ畑中&クライマー ブリツェン長沼な最前列は結構なスピードで登って行く.集団も引きずられてぐんと加速.一方で僕は痛恨のクリートキャッチミスww 富士に引き続いてのしょぼいポカで,またズルズルと後ろに下がってしまいました.それでも富士よりはスムーズに回復できたので,こちらもペースを上げて先頭を追いかけて,幸いにも序盤で集団前方に追いつけて一安心.・・・なワケはないですよね.激坂中盤まではおケツに付いて行けましたが,そこからのペースアップで耐えられなくなり後続集団に呑まれてしまいました.なんとかブリッジしようと緩くなったところでかけてみましたが,あえなく届かずに沈.弱い・・・.仕方が無いので当初の作戦通りにマイペースの TT走に変更.
斜度の緩むペンション街で息を整えたところで後方から追い上げてきた小集団に飛び乗りましたが,この小集団のペースもかなり速い.決勝スタート地点手前の緩斜面区間まではなんとか我慢して付けていましたが,やがて耐えられなくなってこれからも脱落.とはいえ,この集団ペースのおかげで前方から降ってきた選手を何名かパスできた=差し引きゼロだとポジティブに考えました.断続的に斜度が上がる決勝スタート地点からは本格的に個人TT状態.前に大きめの集団が見えるので,まずはそれを目標に,回転キープと極力ギアを上げることを心がけてペースを刻みます.
Di2の威力は,こういう TT走のときに実感する.変速の労力が皆無なので,行けるかもと思うやいなや速攻でギアを1枚上げて試すことができる.細かな斜度変化に応じて積極的に(しかも無茶なチェーンラインでも)シフトチェンジできるのは非常に助かる.
現状では順位的に予選突破はギリギリラインと思うけど,ここまでの追い上げペースを考えると望みは無きにしもあらず.とにかく下ハンを持って腹筋を使ってパワーを出してタイムを削ることを意識した.タイムを稼がないと予選通過もクソもないので,余計な駆け引きは一切なしなのも幸いした.小集団に追いついたら少しだけ息を整えて,とにかく前を引いてペースを維持することに注力.ツキイチされようが気にしない.付いてこれない人は勝手に千切れるだろうし,付いてこれるならそのうちローテできるハズ.そう思ってペースを維持してると,最終的には誰も付いてこなかったみたい.
ラスト 2kmから残しておいた前側の筋肉も動員してダンシングでペースアップ.最後は残り 500mでパスした人(多分 予選1組の人)に抜き返されたけど,それでもフラフラになりながらもゴール.ポラールでの手元計測では 58分〜59分くらいのタイムでした.全然たいしたタイムじゃないけど,今の自分にはこれが精一杯です・・・.あとは天命を待ちます.

恒例,実業団の運営のごたごた等

決勝のある実業団クラスは市民レースが競技している中を慎重に下山し,昼食券で豚汁とおにぎりを頂きながら結果を待ちます.お昼すぎに貼り出された速報ではタイムは 59分ジャストで予選通過!! やった!!
予選 6番目の出走なので 13時02分30秒の出走.ほとんど時間もないので再び荷物を準備して,アップをしてからスタート地点に向かうと,どうも様子がおかしいです.何時まで経ってもサインボードが用意されず,出走準備がされる様子がありません.まもなく大会役員から「決勝は14時からと1時間延期」とアナウンスが出され,マジですかー.更には集計ミスにより決勝出走者リストが変更になったとのアナウンスが有り,修正版リストを見たところ自分の名前が無い!? 周りの選手からの伝聞をによれば最初のスタートリストも変だったらしいですが,修正出走リストも明らかに自分より遅かった選手が上がっててこれもおかしい(だって1時間越えの選手の名前があるんだもん).大会役員を含めてホントのスタートリストがワカラナイ状態.笑っちゃいますね(笑えないです).
結局,

  • さらに15分後倒しの 14時15分から決勝開始
  • とりあえず”確実に間違っている修正版スタートリスト"に従って出走
  • 修正版スタートリストに照らして意義ある者(要は予選タイム的に矛盾しているリスト漏れ選手)は,現場で異議を申告して決勝出走(修正版スタートリストの後に現場で追加して出走)

という感じに落ち着いた雰囲気.とにかく公式アナウンスがなされないから,どう対応すればいいのかワカラナイ状態でした.とにかく駆け込みで大会役員に異議を唱えてなんとか決勝の出走リストに登録されました.でも荷物搬送車は出発しちゃったから荷物は預けられず.背負って登るしかない.最悪だ・・・.(ま,ホントの最悪は走ることすら出来ないことだから,100倍マシですが)

決勝

そんなわけで,決勝の個人TTは最終出走者となりましたw ルビーレッドジャージ様を差し置いての最終出走なんて金輪際経験できません.HOT STAFF的にも快挙なんじゃないでしょうか(笑).いつ出走順を告げられるか分からないのでアップもできず 2時間40分待ちのスタートでしたが,条件は皆同じはずで,やるだけ頑張りましょう.
急遽,最後尾に最終走者伴走車がつくことになったため荷物は車に預けることができました.15時40分30秒のスタートです.
用意ドンの急坂をダンシングでペースを作った後はシッティングで回していく.でも走りだした直後に分かりましたね.完全に脚が終わってます&上半身も終わってますww 予選で使ったギアよりも全般的に1枚軽いギアしか使えない状態ですが,それでも回せるところは回して凌いだつもり.後ろで伴走車が監視してるし,下山する選手にサボってるところを見せるわけにもいかないし,頑張りました.
後半で 2分先にスタートした Vittesの若い衆をパスして,ラストゴール前で 1分前のラバネロTRを捉えたところでそのままゴール.決勝ドンケツタイムじゃなくて良かったですw

撤収

月曜日からお仕事な K下さん達は実業団決勝を待たず先に帰宅されました.スタート伸びてお腹が空いちゃったところおむすび&バナナを恵んでくださってありがとうございます.おかげで最後まで力を出せました.
結局,実業団はリザルトが出せずに表彰式もキャンセル.ぐだぐだです.市民レースの方もリザルトが出せなかったみたいで*3,表彰式キャンセルだったようです.せっかく HOT STAFF女子エース K下さんが一般女子で優勝したのに,もったいなさすぎる!
温泉に入ってからさくっとT内さんご実家に帰還.豪華お食事を用意して待ってくださっていて,非常に恐縮でした.遠慮無く美味しく頂きました!!

*1:JBCFの Webページには,大会ごとの公式見解や追加情報などリリースするページを用意して欲しいところ.現状は TOPページに追記するしかないみたいです.

*2:T内さんのご実家にどっぷりお世話になりました! Special Thx!!

*3:翌月曜日には大会公式Webにてリザルトが出ていました.もちろん実業団はまだww