乗鞍スカイラインヒルクライム2009・実業団ERクラス

1時間11分52秒で ERクラス11位（出走73名）でした．自分の力不足を感じてがっくしでした．（毎回がっくししてますけど（笑））
K坂さんはコンディション不調で，あらきんさんは得意ステージが違うことから，不本意な成績だった模様．今日のヒーローはイシダさんとこのバイト学生 ヤス君で，1時間10分台でなんと U23クラス優勝（！）でした．はっきりいって U23クラス中ではぶっちぎりの成績でした．体絞れて調子良さそうだったのでやるとは思ってましたが凄かった．おめでとうございます．
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4時半に宿舎の K坂さん家を出発して，7時頃に会場入り．そそくさと準備して出走サインの後，15分ほどアップして 7時45分頃にスタートラインに並ぶ．眠くてアクビが止まらないが，スタートが近づいてくると緊張してきた〜．BRに引き続いて，ERクラスは 8時3分にスタートです．
今年の乗鞍スカイラインは殿下平総合交流ターミナルがスタート．しばらく先導車が付いてのパレードラン（ターミナル駐車場から一般道に出るところが極端に狭くてプチ危なかった）で，喫茶店を越えたあたりで正式スタート．このあたりでいきなり 8％弱くらいあるので，さっそく先頭集団とグルペットが分離されてしまう．急いで 20人くらいの先頭集団を追いかけて，ほどなく合流．ちょっと疲れたけど幸い程々のペースに落ち着いた．
一般道からスカイラインへの分岐を越えたあたりでさらに集団は小さくなって，前スタートの BRの最後尾も追い越し始める．昨年までのスタートのあたりで集団は 10人くらいになって，その先の勾配のキツイ区間で徐々に離されて来た．むむー苦しい・・・！　ここで少し後方に位置していた K坂さんに前に行かれてしまう．ここからしばらくは前乗りポジションでペダルを回しながら我慢の走り．前後にポツポツと見える ERをモチベーションに，BRを追い越しながらペース走に励みます．
中盤に差し掛かり少し勾配が落ち着いたあたりで，脚が回るようになってきました．初めてダンシングも使えたな〜．ここの 2km程度は自分でもびっくりするくらい走れてて，凄いペースで駆けれたのに全く苦しくなかった．K坂さんの前に出て，加速してペースを作ることができた．ここの走りをいつもできるようにしたいな．
九十九折れが終わって森林限界を超えた尾根沿いの開けた区間に入ってくると，猛烈な風に苦しめられる．BRの後方集団もひとしきり追い越して ERもバラけてしまっているので，基本は単独走．前から横からの強風に煽られてペースが作れない．おまけに空気が薄くて酸欠なのか，まったく脚が回らない．こういう感覚は初めてでびっくりした．乗鞍すげー．
前方の Teamスキップの斉藤さんを一生懸命追いかけましたが，力及ばずゴール．タイムは 1時間11分52秒で ERクラス 11位でした．あとでパワー分析すると平均 250Wを下回ってます．思ったより相当にパワーが低いのは，今週の低コンディションだったのもあるのでしょうが，空気が薄いのもあるんでしょうね．後半は脚が酸素をくれと叫んでいるかのようでした．（ゴール地点は標高2700mオーバーなのです！）
ゴールして下山待ちに 1時間ほど．持ちこたえてた天気も急変して本格的に雨が降ってきた．ポラールの気温計は 8度でしたが，この強風と雨とで体幹温度は絶対に 5度は低いはず．ガクガク震えながら下山して（後半はブレーキ握れなくなった！），ヤス君表彰式を見学してさくっと帰還．帰りは中央道が大渋滞との道路情報だったので途中で道志道に迂回して，橋本から野猿街道経由で帰ってきました．
今回は良かった点，悪かった点がそれぞれあったので，良かった点はそのままで，悪いところを直して Mt.鳥海に臨もうと思います．

余談１

電デュラ仕様TIME君はどうも雨に祟られている．電デュラ開発時に雨天テストで苛め続けたシマノ開発陣の怨念がこもっているのだろうか・・・？？

余談２

今日はレース中，2人ほどから「もしかして K坂さんですか？」と話しかけられました．今後はもっと練習して，K坂さんが「もしかしてTOKさんですか？」と話しかけられるくらいに強くなろうと心に決めました．（笑）