シャープ Zaurus生産終了．しみじみ
実際には今年の 2月くらいに生産を終えて，店頭在庫販売のみになっていたようですけどね．Zaurusは Linux OSになる一世代前（MIシリーズ）から使っていたそれなりのヘビーユーザでしたけど，最近はすっかり携帯電話（＋Googleモバイル系サービス）にその座を奪われていたくらいで，世の中的にはすっかり過去の機械になってしまってたようです．いざ生産終了をニュース報道されてしまうとちょっとしみじみとしてしまいます．
これまで，どんな Zaurusを使ってきたのかな〜と思い返してみると・・・
の計 6機種のようです．使っていたのは丁度 Palm OSマシンがはやってた頃と前後してます．Palmと大きく違ってたのは，日本の通信環境への対応が（パソコン通信時代から The Internetに至るまで）充実していたこと，PC連携よりもむしろ PDA単体でのデータ管理を重視していたこと，安定性＆データ堅牢性が飛びぬけて高くてデータが飛ばなかったのが，安心して個人データ蓄積マシンとして使い倒せてた点だと思います．日本の家電クオリティの PDAって実際これしかなかったなーというのが，当時の感想．シャープから配布されていた開発キットでのソフトウェア自作も面白かった．イベントドリブンなプログラミングって，Zaurusで覚えたような気がします．
個人的にはこのポジションはそのまま ウィルコムのシャープ端末，W-ZERO3や Advanced[es] W-ZERO3に引き継がれたのかなーという印象です．その昔，シャープ製パソコンの名機 MZシリーズの生産が打ち切られたとき，MZの「M」を Mebiusに冠して，「Z」を Zaurusに冠してそのブランドを引き継いだというのは有名な逸話（都市伝説？）ですが，MZから引き継いだ Zaurusの「Z」は W-ZERO3に受け継がれた・・・と，そういうことにしといてください．（笑）
