ジロ・デ・信州2008 で揉まれてきました

多摩中央公園>五日市街道>奥多摩周遊道路・風張峠>奥多摩湖・青梅街道>柳沢峠>塩山>韮崎>小淵沢信濃境.およそ 170km? 獲得標高は 3000m越えらしい.
HOT STAFFチームに混ぜていただいて,業界のサイクリングイベントにお邪魔させて頂きました.僕の参加は一昨年・昨年に続いての 3回目になるのですが,これまでで最強に疲れました.下手なレースよりもよっぽど強度を上げて走りきれました.正直なところ,JCRC 修善寺Zクラスよりも厳しかった・・・!!
ゴール後,食事を取って温泉に入ってから測った体重で,スタート前から 3kg落ちてました.出すもの全部出しちゃった感じです.
とりあえず,一旦ガツンと強度を高められたので,平日落ち着かせて来週末の JCRC 群馬CSC100kmに望めるかなと思います.Aクラスの猛者たちにしっかり揉まれてこようと思います.(揉みッ返されること間違いなし)
(詳細は「続きを読む」から)
4時起床で準備して 5時に自宅を出発.近所のコンビニに石田さんピックアップポイントを設定していただきましたが,僕は軽いアップを兼ねて自走で多摩南公園に移動.踏みこまずに身体を目覚ませることを意識してクルクルと回しておきました.途中で YOU君に追い抜かれたけどいつのまにか追い抜いてたみたいで,結局ゴール地点で合流.
スタート地点でお久しぶりの方々とご挨拶.みなさん何時に無く身体が絞れてて速そうです・・・.こりゃチャンピオンコース経由での一番乗りはかなり厳しいか?? 程なく ダッヂ号と HOTメンバもぞろぞろと集結です.このイベントはチーム毎に 5分程度空けての五月雨スタート方式で,我々 HOT STAFFはのんびり最終組で 6時40分頃に出走〜.
出だしの五日市街道は,お久しぶりの ADU番長も混じった快調ペースの HOTトレイン.武蔵五日市駅前でチャンピオンコースの我々は左折ですが,右折するフルコースの ADU番長とはここでお別れです.
<番長練業務連絡>久しぶりに見た ADU番長のふくらはぎには,いまだナゾの生命体が棲んでいるようです.
桧原村役場まではみんなでローテーションしながら走りましたが,周遊道路方面へ登り始めるところで各自のペースに自然にバラける形になりました.僕は K坂さんとランデブーさせて頂きます.全力でオモテナシさせていただきます.(泣)
なのですがー,風張峠セクションは K坂さんのペースコントロールに完全にやられました.一貫して,緩斜面や下りセクションで K坂さんの異常なスピードにナチュラル切れしそうになり,少し斜度が上がる区間でようやく僕が(体重の分だけ)楽になって息をつける・・・という展開.他人のペースに付き合うには,登りといえども体重よりも最低限のパワーがものをいうことを痛感しました.ゲートまで 40分ジャスト,都民の森までは 50分くらいで通過.既に脚がヤバイです.(汗
風張峠ピーク周辺はすっかり秋づいて紅葉が綺麗.ということは路面にも落ち葉が吹き溜まって危険なので,いつも以上に慎重にゆっくりと下ります.安全第一,うんうん.
奥多摩湖から青梅街道に合流すると奥多摩湖スタートorフルコースの人たちがチラホラ見えるようになってきました.ご挨拶しあがらパスさせていただきましたが,斜度のある登り区間でも自転車を押してる人もおらず,昨年と比較して全体的にかなりレベルが上がってる気がしました.自転車も本格的なロードの割合が増えているようです.やっぱり自転車って流行ってるんですね〜.
落ち着いていたペースも丹波山村集落から徐々にレース強度にペースアップ.おいらん淵のところから徐々に K坂さんが上げてきますが,風張峠で上げ過ぎてた僕はもう付いていくので必死です.一ノ瀬高原出口の合流点の緩斜面セクションまではなんとかくらいついていきましたが,はまやらわ亭からの激区間で完全に離されて,峠ピーク近辺の向かい風でヘロヘロに苛められて終了〜.密かに目標にしてた柳沢峠山岳賞は夢と散りました.(笑)
柳沢峠のピークにて,ダッヂ組の応援と,(フルコース経由で)既に柳沢山頂にいた ADU番長のお出迎えをうけ(笑),防寒準備をした K坂さんとともに塩山へのダウンヒル.この下りはスピードも出てヘアピンも多いので,もちろん慎重に下ります.
塩山から韮崎までの平坦区間は 3人トレイン(K坂さん・ADU番長・TOK)で回しながらペースをあげる.ADU番長の「今年は 300kmしか走ってないんですよ〜」は絶対に嘘だ.そして K坂さんのローテでは一段スピードが上がるのは何故だ.この平坦区間で(スタート時刻が先だった) ADUさんの職場の元同僚,ラバネロ Danjohさんを拾ってしまう.実は彼氏は JCRC修善寺ではクラス7位・JCRC塩原ヒルクライムでクラス6位という猛者で,今回ジロ・デの TOK的有力選手の一人なのであります.彼の加入により集団は更にスピード UP.もちろん TOKは更に息も絶え絶え・・・.韮崎にたどり着いたときには廃人と化しております.これからどうしよう・・・.
韮崎からの本格的登りのスタートとなる ループ状登りで Danjou氏がアタックがかかり,平和主義な TOKの想いとは裏腹に集団は一気に活性化.先行した Danjoh氏に ADU番長,K坂さんが追従するも,もはや瞬発力ナッシングな TOKはアタックに全く反応できない.この登りは長いので絶対に先でタレると信じて,徐々にペースを上げて追いつく作戦に専念します.程なく ADU番長をパスして Danjoh氏をキャッチアップしますが,K坂さんとの差はそれほど詰まらない.
ここから 30分くらいは Danjoh氏とのランデブー状態.若さ溢れる Danjoh氏は強くしばらく膠着状態が続きますが,TOKにはハンガーノックぽい症状がでてきて徐々に失速気味.このままではジリ貧なので Danjoh氏に先に行ってもらい,一旦ペースを落としつつカーボショッツを大量投与で無理矢理血糖値を上げる.追加で MOE MOEな補給サポートの皆さんにエナジージェルを頂いたのですが,これが異常に旨くて非常に助かりました.やはり補給食には食べ飽きないようにいろんな味を揃えておいたほうが無難なようです.萌え補給食パワーでエネルギーが復活してくるとまた脚が回るようになってきてペースが上がってきました.(どうやらこの付近で Danjoh氏は補給しており,知らない間にパスしてたみたいです)
信濃境の駅近辺でフルコースの STさんをパス.最後の3段坂の手前(高速道路の陸橋あたり)でハーフコースの業界アライさんをパス.最後の力を振り絞りきってようやく 3段坂を越えて,ヘロヘロ状態でゴールに辿り着きました*1.ゴールタイムは 13時15分頃だったかな? レースタイムはおよそ 6時間40分くらいの模様.
K坂さんは最後 ハンガーノックなのかペースを落としてたようで,実は意外に差は少なく 3分前のゴールだったようです.TOKの 3分後にラバネロ Danjoh氏,更に 3分後に ADU番長でした.ヤギーさん,業界アライさん,STさんなどなど,お知り合いの皆さんは軒並み速い!! HOTではハーフコースのななちゃん,チャンピオンコースのキタハラさんの速さがびっくりでした*2
ゴール地点をおいしい野菜スープをたらふく頂いて,鹿の湯でまったり温泉に浸かって,至福のひと時.湯船の中で眠ってしまいましたよ〜.
今年も業界のみなさんに混ぜていただき,サポートのみなさんの至れり尽くせりの応援も頂きまして,最高に楽しむことができました.ありがとうございました.来年は,できる形で運営的なお手伝いもしたいなーと思います.(Webの地図データを作ったりとか)
<追伸>心残りは,萌え萌えな補給所の記憶がほとんど飛んでいること.かなり追い込んでたヤバイ状態だったので,他に無い格好の話のネタにも関わらず,話せることが何もないのですよー.僕としたことが・・・!! 強くなるためには常に頭を冷静に,周囲を見ることが必要だと痛感しました.(笑) そういえば,あそこにエナジージェル用のミニボトルとか置いてきちゃったような気がするのですが,どうもすみません.

*1:ゴール地点を間違えてて,鹿の湯の駐車場の一番奥まで上ってウロウロしてたのは秘密です

*2:doublemさんが速いのは既に明らかなので.(笑)