Mt.鳥海バイシクルクラシック(2日目)

2日目は矢島駅から鳥海山5合目祓川までの 28kmのヒルクライム鳥海山のコースレイアウトはアップダウンの変化に富んでおり,ヒルクライムといっても少しロードレースっぽい展開になるのが特徴.
記録は 1:07:17でクラス 15位(出走 25名).昨年の記録から 4分のタイムアップ.初体験のチャンピオンクラスのハイペース(当社比)に殺されましたが,ヨダレと鼻水を流しながら楽しむことができました.
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レース準備

朝 5時に目覚ましが鳴り,うだうだしつつ5時半に完全起床.寝起きが悪いのでフラフラと宿の周りを散歩して,朝ごはんは炭水化物だけ食べました.パレード集合時刻(8時)の直前に 30分くらい軽く上り坂でアップして 150bpmくらいまで動いておくと,狙い通り胃腸が動いてきたので,トイレもバッチリ 2回行けました.集合前までカーボショッツを2袋すすって,アミノバイタルを摂取しておく.

レース模様

チャンピオンクラスの面子は特濃で,村山さん,高岡さん,本柳さん,HOTからも K坂さん・・・と,僕よりも 10枚くらい格上の選手ばかり.スタート前には勝負のかかったピリピリした緊張感が走っていますが,僕は歯が立たなくて元々なのである意味気楽なものです.リラックスしてスタートに並ぶことが出来ました.こんな落ち着いた気持ちでのスタートは初めてかも.
スタート後の平坦直線で集団の中央に位置取りできて,そのまま良い形で上り区間に突入.所々で様子見のプチアタックがかかるもののペースは落ち着いていて,ハーフゴール手前の下りセクションまではいい感じ.苦しいながらも維持できる心拍域で,どうにかこうにかやり繰りできた.下りセクションでは 66km/h も出てしまい,52-12Tは完全に回しきってゃいました.
ちなみに,集団では高岡さんの少し後ろあたりに位置取りしてました.彼の走りを観察してたところ,彼の脚は極太の針金のようなスジが五本くらい縦に走っており,その上に網目のような血管が張り付いていて,まるでサイボーグのようです.凄いな・・.結構ダンシングを多用するようで,上体を揺らしてリズミカルに・ダイナミックに走りますね.本柳さんは集団中盤で大人しくしてるのですが,じっと有力選手を観察している様子がオーラあります.
ハーフの後の上りセクションで集団は本格的なリストラに入ります.何度かのペースアップでポロポロと後ろから何人か振り払われていく.しばらくなんとか喰らいついていたのですが,後少しで登りが落ち着く・・・!!というところで,K坂さんと僕も千切れてしまいました.しばらくは集団を視野に入れつつ踏ん張ってみましたが,徐々に間隔があいていってサヨウナラ〜.千切れたもの同士でも K坂さんの方が若干ペースが速いようで,K坂さんからもサヨウナラ〜.この集団におケツに着くための 後 10mの壁が高いんですよね・・・.
一人寂しくヒラヒラと走ってたら良いペースで走る山形大学ジャージ君を発見.彼氏をモチベーションに頑張って走ってみましたが,(悲しいかな,地脚の違いで)ラスト5km地点くらいで離されてしまいました.すると今度は後ろからエキップあずみのジャージさんに追いつかれ,今度は彼氏としばし併走.ラスト3kmの激ってるところでアタックされたのに反応したら両足を攣って悶絶し,そこはなんとか追従したものの緩斜面区間で離されて,彼に 17秒あけられてフィニッシュラインを越えました.
公式記録は 1時間 07分 17秒.チャンピオンクラス 15位だったようです.

高岡さんが1位,2位が本柳さん,3位が村山さん.ほとんど集団でのゴールだったので,全日本ヒルクライムシリーズの決戦は乗鞍に持ち越しといったところ.K坂さんは 1時間 5分 58秒でクラス 10位.流石です・・・!!
沖縄200kに向けた登り練習の集大成として,今回は上手く走れたと思います.200kのトップ集団との差も実感しましたし,おケツに喰らいつくために足りないところも判りました.これから再びコツコツとマイペースでやろうと思います.

レース後

結構なペースで下山して(鳥海のレースオーガナイザの手際の見事さは随一だと思います!!),お弁当サービスでお腹もいっぱい.応援に来てくれた御両親にご挨拶して,去年お知り合いになったカ○イダーさんに少しご挨拶してから,伊豆温泉に集合.ばたばたと荷物の撤収準備をした後,速やかに出発.また来年お世話になります!!>伊豆温泉旅館様

シロトさん,てるさん,イシダさんの快速ドライビングのおかげで,快調に関東に帰着して,23時過ぎには自宅に到着.お疲れ様でした.