ツール・ド・おきなわ2007 市民レース200km
高江関門で赤旗を振られ，自転車を降ろされました．悔しくて悔しくて，このままでは終われません．来年のおきなわはもう始まってます．まずはしっかりトレーニング計画を練り，一から身体を鍛えなおそうと思っています．
公式サイトでリザルトが出ていました．HOTでは，ウエキさん(80km)，セキグチさん(130km)，K坂さん(200km)が無事に完走．おめでとうございます！！
- 天候曇り空，最低気温17度，北風が猛烈に強く海岸線は厳しい向かい風が予想される．スタートは集団中盤あたりに陣取れて，なかなかいい感じです．周りにはチバポンズの皆さんなど知った顔がチラホラ．Naraさんは先頭に陣取ってますが，かなり身体は絞れてて気合入ってる様子．ぜひともポディウムの天辺を獲ってほしいトコロ．
- スタートしてしばらくは集団の中で大人しく付いていく．序盤は 40〜50km/hでペースが安定しており，景色を眺めながらサイクリング気分．K坂さんは僕よりちょっと前の集団中央にいました．t-coffee君の姿が見えませんが，たぶん集団の後方にいるんでしょう．両者とも僕よりずっと強い選手ので心配は無い．自分の心配をしないといけないのよね〜．
- そんでもってー，本部地区を海岸線に出たところで猛烈な向かい風．集団のスピードががくんと落ちます．中切れが心配なので，周囲を見ながら流れにあわせてちょっとずつ前へ．幸いにも旧コーナーや道路損壊箇所など危険な箇所では先頭がペースを落としてくれるので，集団もあわてず対応できました．ありがたいことです．
- 関門やスプリントポイント近辺での細かなペース変化も落ち着いて対応できましたが，とにかく風が強く心拍が上がり気味なのが気になるところ．落車などで一瞬でも遅れると致命的なので，それだけに注意して無理せず付いていくことに専念．前方の集団先頭では○ベストを中心に激しく動いており，感心しつつも，市民200kmのレベルでレース作りに参加できる実力に羨ましくもあり．
- 普久川の登りに入り先頭集団のペースはあがるかと思ったら，意外に落ち着いていました．K坂さんと同じくらいの位置で淡々と上ります．最後のペースアップに付いていけず少し先頭集団から離されてしまいましたが，奥への下りで追いつける程度の差でなんとかクリア．ボトルの水は残っていたので補給は受けず，そのまま下りセクションに向かいます．山岳ポイントでアミノバイタル１袋をむせ返りながら流し込んだところ，何時もは不味くて我慢できないこれが，なぜか旨いです．（笑）
- 奥への下りで K坂さんたちと追走集団を形成，途中で先頭集団に追いつきました．普久川の登りをこなしてから徐々に脚も回ってきて，なんとなく去年の市民 130kmのときと同じ展開に，手応えが出てきます．ほどなく 市民 130kmのあらきんさんと イシダさんも捕まえ，調子の良さは感じてもらえたみたいです．
- しかし，ここで大きな落とし穴に落ちてしまいました．奥の登りで痛恨のハンガーノック！！ あわててカーボショッツを捻り込みますが時既に遅し．お腹がすいて力が出ず，奥の登りの中盤で集団からズルズルと後退．追走集団にも追いつけずに「レース」が終わってしまいました．初心者みたいな凡ミスに，心底情けないです．
- 奥の関門で自転車を降りてしまおうかとも思いましたが，ここで自転車を降りたら今年の沖縄は何も残らないと思いとどまり，行けるトコまで走りながら，一人で反省会をすることにしました．
- ハンガーノックはおそらく海岸線の向かい風を甘く見すぎたことが原因．想像以上にカロリーを使っていたと思われる．こまめにカーボショッツを摂取し続けてたつもりでしたが，どうやら追いついてなかったようです．
- 仮にそうだとしても，どん底の状態でも勝負どころを粘りきれる地力が欲しい．つまるところは実力不足．面目無い．
- 脚（筋力）は余っており，更なる心拍強化が課題か．高心拍・高強度の持続時間を伸ばす練習と，ロング練での地脚強化をコツコツやるしかなさそう．
- K坂さんとレースで一緒に走れたのは勉強になった．フォームや使ってる筋肉（強化すべき筋肉）は，冬場の筋トレの参考にしよう．
- K坂さんだけでなく，市民200kmの参加者はみんな TOKよりも遥かに格上の皆様．すべての出来事が勉強になりました．
- 日常生活としては「喰えないサイクリストは只のサイクリスト」．高たんぱく・高カロリー＋バランスの良い食事を心がけ，内臓を強化したいです．
- めっぽう朝が弱いTOKですが，仕事ときちんと両立しつつ，規則正しく早起きして練習に励もうと思います．
- 辺戸岬から再び凄まじい強風．単独走で 40km/h前後で走るのはちょっとした罰ゲームです．（汗 途中で胃痙攣でヘバっている人を後ろに回収し（明日は我が身．助け合いは大事です），ヘロヘロで普久川の登りに．
- やっぱり2回目の普久川は気分的に楽ですね．ヒョイヒョイと登ってたらヘロってるフジモト君を回収．仕事が多忙で自転車は練習不足だったみたいで，辛そうでした．そろそろ t-coffeeくんを含む後続集団を捕まっても良いころなのですが，ちっとも来る気配がないのが心配．
- 普久川の登りで脚切りされて回収だと思っていたら，なぜか脚切り時間前に関門通過しちゃいました．ズコー！！ 仕方がなくドリンクを補給して高江関門まで走るハメに．この区間って厳しいアップダウンが延々続くため，沖縄のコースで一番キツくて嫌いなんですよね．罰ゲーム第2弾です． さらにここで追いついた 市民200kmの選手とお喋りし始めたら，自然，反省会モードとなり，反省会も第2弾です．カロリーも精神力も尽きて，ようやく高江関門に到着．オーガナイザもようやく赤旗を振って罰ゲームを終了してくれました（笑）．
- 高江関門には，脚切りされた HOTレース組で大混雑．（笑） 結局，関門通過したのは，ウエキさん，セキグチさん，K坂さんの3人だけの模様．回収バスが来るまでの間，HOTレース組で揃って，高江関門のすぐ横にある「ヒロコーヒーファーム」にてオヤツを食す．コーヒーゼリー(400円)が激ウマでした．（ｗ 程なく回収車がやってきて，コースをなぞりながら名護に帰還．レースでこの道を走りたかったです．
- 市民130kmと市民200kmの間には，大きなレベル差がありました．来年に向けての大きな宿題をもらってしまいましたが，一つずつ課題を解決し，しっかりと借りを返したいと思います．このままでは終われません！！
