第21回 Mt.鳥海バイシクルクラシック 2日目

記録 1時間11分46秒.クラス 11位/205名でした.練習時間がなかなか取れなかった割には良いタイムが出せて,沖縄に向けての調整は順調に行っているようです.これなら市民200kmにエントリーしても楽しめるくらいの体作りはできるかな??
心配されていた雨は降らず,曇り空で気温は低め.レースイベントとしてはナカナカのコンディションになりました.朝ごはんも軽めに美味しく頂いて,ばっちり快便.ちょっとお腹が痛いですが,体調自体は悪くなさそうです.ただ,旅の疲れか仕事の疲れかが芯に残っているのか,猛烈に眠い.ストレッチしたり散歩したりして目を覚まそうとしても駄目.大丈夫か??

今日の補給食,某 Oベストの店長のネタをパクって,カーボショッツボトルに CCDドリンク2袋と BCCAを混ぜた物体にしてみました.激烈なクェン酸とアミノ酸の味がガツンと来ます.伊豆温泉の自然の素朴な味の朝ごはんとは対極にある味.ケミカルなドーピング風味でクラクラしますよ.

日進館の周りを目覚ましに軽く1週して(あそこは絶対にアップにならない!),スタートラインに並びます.ななちゃんのお世話になってるチームの皆さんに軽くご挨拶.
チャンピオンクラスから順次 年寄り順に 100人毎にマスドスタートし,8時30分にわれらが 男子Cクラス 1組のスタート.知らないどこかのチームが一斉に飛び出して,平坦区間をトレイン組んで先頭を引きまくってくれます.かっちょいー!!
ちなみに今年は新しい道路ができてコースが2km短縮されたのでした.でも標高差は変わらないのでつまり平均勾配は上がったということ.いやーん.
しかして,最初の 8%坂区間でトレインは一気にバックアタック.(笑) そのあおりでちょっと先頭集団から 10mくらい中切れしちゃいましたが,自分のペース自体は先頭とそんなに変わらない模様.あわてて追いついて心拍を上げるのを避けて,ペースに気をつけながらじわじわと集団に追いついていきます.
8%区間を終わったあたりから,先にスタートした HOTメンバをパス.去年よりは周りが見えててメンバに気がつきましたが,イシダ店長イシダ様に気がつかなかったのは痛恨の極みです.自分では全く気がつかなかったのですが,後から聞くと,このあたりは TOKトレインが形成されてたとか.カッコいい??
10km地点あたりでようやく先頭集団に合流.しかしホントの先頭はアタックかけて先行しちゃってる模様*1. 苦しくはないものの心拍は既に 185〜190bpmで推移しており,ここは無理はできません.集団後方でしばらく休憩.ハーフゴール手前の下りで本日の最高速 59km/hを記録し,その後の平坦からのやや登り区間でペースを垂れさせたくないので,先頭に出てペースを上げます.
周りの顔を見ると,一番弱いのは TOKなのは間違いない.強そうなのは サイクルミノルジャージの 155番で,233番のカフェ・ド・ブルーメのアラキさんが積極的に引いてます.このあたりの動きに気をつけて,ペースを乱さないように集団についていくべきか.
すると,ハーフゴールを過ぎたあたりの激坂直前で 155番が猛烈な(TOK比)アタック.あとからお伺いすると苦手な激坂を前にしてのフェイクアタックだったらしいですが,余裕のない TOKには効果覿面でした.死に物狂いで反応してオケツについて休憩.ゲロゲロです.集団は勘弁してくれよ・・・な雰囲気で,しばらくマッタリペースに変わってくれて助かりました.
しかし,集団は徐々にペースが上がって,速い組と遅い組に 2分割されてしまいます.TOKはもちろん遅い組.前半積極的だった 233番アラキさんも,さすがのお疲れモードで遅い組.何番だったか忘れましたが,前スタートのクラスの 1人も一緒の 3名でのミニ集団で後半戦を走ります.前半引いていただいた恩義と,前スタートの人のタイムも稼いであげたいのとで,斜度が緩くなったところで前を引いてペースアップ.のこり 5kmくらいのところで力尽きてしまいましたが,だいぶタイムを稼ぎましたよ!? しかしお二人からズルズルと遅れたところの短い下り区間でガスに巻かれ,視界不良で下りのペースアップができず,あっという間に千切れてしまいました.
ここからはキモチを切り替えて一人旅モード.最終 2kmの激坂ゾーンで 233番アラキさんを再び視界に捕らえて,ガンガン踏んで追い上げていきましたが,僅かに届かず.残念! でも,タイムこそ20秒差くらいでしたが,実力的には 1分差以上の負けでした.
記録は 1時間11分46秒.去年は 1時間18分27秒なので,7分弱のタイムアップです.コースが 2kmほど短くなってるので単純には 3〜4分程度は速いはずなのですが,優勝者のタイムを比較しないとコース難度の変化はよくわからないですね.
盛岡一高のバスに預けた荷物を受け取って,びしょぬれのジャージを冬ジャージに着替てさっぱり.更にはオオマチ君が応援に来てくれて感激! みなさんのゴールを見届けてからゆっくりと下山します.

下山後は鳥海高齢のお楽しみ昼食サービスです.暖かいトン汁とおにぎりを有難く頂く.米が旨いのですよ,米が.ゆっくり休んでから帰宅準備のために伊豆温泉に撤収します〜.

宿では盛岡一高の皆様と記念写真を撮り,慌しく撤収準備をしてから帰京.イシダ店長とタカフジさんにはドライバーとして大活躍していただき感謝感激です.大型免許はドライバー交代できないから辛いですよね.ほぼ午前様で帰京し今年も秋田遠征は大盛況のうちに終了いたしました.

*1:追記:後に判明.1名が先行して大逃げをうったとのことでした.この人はチャンピオンクラスを含めた総合1位のスーパーラップをたたき出して優勝しちゃいました.すご過ぎる・・・