Mt.鳥海バイシクルクラシック

TOK2006-07-30

7月29〜30日に,秋田県由利本荘市で開催された Mt.鳥海バイシクルクラシックに出場してきました.初日TTは案の定ヘロヘロの 13分28秒,二日目のヒルクライムは結構走れて 1時間18分27秒.チャンピオンクラスの優勝は藤田さんで 1時間4分34秒,2位が村山さんで 同 39秒だったそうです.ということは,15分タイムアップすれば優勝できるということですね.(笑)
今回の走りを振り返ってみると・・・

  • 良かった点1.いつもタレてた後半も頑張れたのは,番長練で鍛えていただいたからだと思います.
  • 良かった点2.ADU番長のコメントを反映してフォームに気をつけて走れた.
  • 良かった点3.前半に先頭集団の列車に乗れたのは大きい.かなりタイムを稼げた.
  • 悪かった点1.ハムストの筋力が足りない.ラスト5kmの勝負どころで踏めなかった.
  • 悪かった点2.中盤で一瞬気が緩み,数分間だけ心拍90%を切ってしまった.

ちなみに去年の記録は 1時間22分04秒で,このタイムからは 3分半のタイムアップ.美ヶ原のタイムからマイナス 4分の法則からすると今年の基準タイムは 1時間20分で,それに対しても1分半のアップ.それなりに手ごたえのある走りができたと思います.
さあ,次の大きなイベントはツール・ド・おきなわ!! その前にまた何か目標を作らないと!! このコンディションを崩さないように,番長練&HOT朝練を頑張ろうと思います.あと,のんびりサイクリングもしたいなぁ・・・!!
写真はこちら.パスワードはいつもの半角英数スペース無しです.
詳細なレポートは「続きを読む」の向こう側で・・・.
<初日>
朝の 3時半にいつもの集合場所に集合.前日の仕事が忙しく帰宅が午前様になってしまったため,寝たら DNSだと判断し,JSPORTSのパリ〜ルーべの再放送を見て完全徹夜です.ヘロヘロと集合場所に向かって遅刻せずに合流.今回は総勢 14人での参加ということで,ダッジとステップワゴンに分乗して移動しました.TOKはステップワゴンに搭乗.前日の疲れが抜けずに3列目シートで爆睡してしまいました.ごめんなさい・・・.東北自動車道の事故通行止めで一部渋滞したものの,あとは比較的スムーズな流れで,11時30分頃には無事に由利本荘市に到着しました.三鷹を出発して 7時間強.いつもながら遠いです・・・!!

降水確率が高くて心配していた天気も,なんとか持ちこたえました!! そそくさとエントリーを済ませ,参加賞の2kgの米を受け取って,初日の個人TTの準備を始めます.2回目の参加なので手続きにも慣れてきて,あっという間に準備も終了.いよいよ出走です.いつもながらですが,この個人TTのお立ち台はキンチョーしますね.妙にテンションが高くなり,ついつい突っ走ってしまいます.たけっちさんの記録(12分38秒)に刺激されて同じペースを目指したら,完全にオーバーペースでヘロヘロでゴールしてしまいました.40秒遅れの 13分28秒て完敗です.(爆) いつもの日野レーシングの皆さんも参加されており,今年のコスプレ対象もいらっしゃいました.Giroのエアロヘルメットとエアロワンピース,カッコ良い!!

宿は去年と同じく伊豆温泉旅館さんにお世話になります.これまた同じく盛岡一高のみなさんと同じ宿ですが,今年はタカフジさんのライバルさんが不参加です.タカフジさんのモチベーションはこれで一気にダウンしてしまいました.サイクリングペースでヒルクライムコースの序盤を試走してみて,ご飯を食べて,矢島のお祭りを覗いて,明日に備えて早めの就寝.おやすみなさい.
<二日目>
HOT STAFFの中には初日にクルマで試走した人もいるみたいですが,TOKは特にコース覚えの試走は無し.奥多摩みたいな感じという記憶を頼りに走ります.難しい戦略は抜きにして,あとは心拍数を見ながら垂れないように頑張るだけにしました.
8時32分にフルクラス男子Cのスタート.アップ不足ですが,序盤1kmくらいが平坦なのでここでアップ可能だと考えました.最初の先頭集団の列車に飛び乗って,集団の中でペダルをクルクル回して徐々に心拍を高めていきます.どうもアップ不足は自分だけではない模様で,序盤の数百メートルのキビシイ坂では先頭集団全体がそろそろと登っていく状況.助かった!! いい感じのペースで登っていると,早々に HOT STAFF 40代チームの最後尾を捉えてしまいました.声をかけてからパス.
しばらく列車の後ろについて行って,前のクラスを走る HOT STAFFはたいがい追い抜いたかなぁ・・・.HOT STAFFプロトンからかなり離れてイシダさんを発見.そこそこのペースで走っていて,完調ではないものの去年よりはかなりのハイペースと見た.今年の店長は一味違います!! そして凄かったのがホリさん! かなりの快調ペースで走っており,僕もちょっと引いてもらっちゃうくらいのいいペース.今年上げ調子のイシダさんよりも更に上のペースでの快走です!! 苦労してパスして,ここからはしばらく HOT STAFFがいない一人旅になります.(シチシマさんをいつパスしたのかが分からないんですよねー??)
鳥海は富士山HCや他の全日本ヒルクライムと比べて,やや参加者が少ないのと,参加者のレベルが高いのもあって,人がバラけているのと途中で垂れて落ちてくる人も少ないから,なかなか他の選手を抜くことができない.だから淡々と追い込んで走るのが大事になってきます.ちょうど同じくらいのペースの選手を仮想ライバルに定めてモチ上げたり,ときどき現れる男子Aクラスの速い人の列車に飛び乗ったりしながら,心拍数90〜95%くらいで走ります.
作戦通り,10km地点までを 20分,残り 5km地点までを 1時間くらいで走りましたが,ここでついに脚にきて垂れてきてしまいました.脚が無いなら心拍に頼るしかなく,ダンシングの比率を上げてハムストを攣りながらも頑張ります.・・・と,前にたけっちさんを発見!! なんで!? 本人はタレてしまったと言ってますが,信州まであと 2週間,ちと不安そうな顔でした.たけっちさんもなけなしの体力を使って少し引いてくださって,ありがとうございます.気合を入れて最後の激ゾーンをクリアして,目標の1時間20分を大きく上回る 1時間18分27秒でゴール!!

鳥海はおそらく富士HCと同じくらいのタイムになると思うので,ADU番長なら1時間10分台,K.Arai隊長なら 1時間15分切り,ichico曹長も TOKと同タイムを狙えるはずです.ぜひ来年は出ましょうね!!