同情するなら髪をくれ!

ドーピングといえばブエルタでの R.エラスの rEPO陽性が記憶に新しいところですが,スケルトン競技 世界ランク首位のザック・ルンドもドーピング検査で陽性が出たとか.残り少ない髪の毛を守るために服用していた育毛剤プロペシア」に「フィナステリド」という禁止薬物の隠蔽剤が含まれていたことが原因だった模様です.
しかし彼の場合はちょっとかわいそう.もちろんドーピング陽性判定により 今季の世界選手権シリーズは出場停止になるし,トリノ五輪出場もできないでしょうが,それは仕方が無いことで可哀相ではない.本当にかわいそうなのは,髪の毛を捨てて今後の選手生活を取るのか,選手生活を捨てて髪の毛を取るのか,究極の選択が迫られていることなのです.彼の為にも一刻も早くもドーピングに引っかからない育毛剤を開発して欲しいところ.
でも,彼の写真を見る限り,丸ハゲにしてもカッコいいんじゃないの? パンターニっぽいし.