最近の朝コーヒーの友

文庫本で「指輪物語」を読んでます.現在“王の帰還”の上巻の序盤.長い長い指輪物語の旅も,ようやく終盤に差し掛かってまいりました.w) 中学校の頃に読んで以来(当時はハードカバー)ですから,実に 15年ぶりくらいでしょうか.微妙な邦訳語も含めて(笑)懐かしく読んでいます.今思えば,生まれて初めて読んだファンタジー小説が「指輪物語」だったわけで,これはとても幸せなことだったと,ハードカバーを貸してくれた中学時代の友人に感謝しておりますです.

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)

この小説,現代のファンタジーもの(小説,映画,ゲーム,etc.)の基本を全て定義した,記念すべき作品であるとともに,冒険小説としても偉大な作品.映画(ロード・オブ・ザ・リング)を未見の人は,小説を一読してから見ることをお薦め.そして,映画を見た人はぜひ小説も読んで頂きたい.映画では(おそらく時間的制約で)描かれなかったドラマが,小説には描かれています.そしてこのドラマの積み重ねこそが,この小説の真骨頂だと思うのですよ.
とはいえ,映画も,白のガンダルフの再登場シーンでは思わず「かっちょえー!!」って叫んじゃいましたけどね.(笑)