ツール・ド・フランス Stage.10 in HUB吉祥寺店

タニさん,アライさん*1と,HUB吉祥寺店にてツール・ド・フランス 第10ステージを観戦した.CATVに加入して自宅でも観戦できるのだが,やはりスポーツイベントはライブ感が大事.大勢で盛り上がるのが最高に楽しいのです.
今日は登りゴールの山岳ステージ.今後のレース展開の行方を占う重要な日ということもあって,店内のサイクル野郎度も濃い目です.カウンターの店員さんの話でも,今日の客層はツールが始まって一番濃ゆい日だとか.確かに周りを見回すと山岳ジャージやイエロージャージを着た方々も見受けられます.HUBに入店した頃はステージも中盤.1つ目の山,グルノーブル(カテゴリ1級)を逃げ集団が登りきろうとする辺りでした.大き目サイズのリアプロジェクタの前に陣取って観戦していたタニさんに合流して観戦を開始します.クールシュベルの風景は美ヶ原高原のようでとても美しく,ぜひ一度走ってみたいものです.レース内容も展開が激しく店内は大いに盛り上がり,楽しいツール観戦になりました.やっぱスポーツは大人数で見るに限りますね.
次回は,第15ステージ(7/17・日曜)で吉祥寺 HUBに観戦に行きます.おそらくこの日に総合順位がほぼ決すると思いますから盛り上がりますよ.たぶん.皆さんもお暇ならぜひご一緒しましょう.月曜日は休日ですし!

さてさて,第10ステージの詳細については多分にネタバレを含むので,「続きを読む」以降に書きます.

ところで,タニさんは CERVELOのツールバイクをいたくお気に入りの模様です.買うしかないっしょ*2!!(笑)

 
 
(ここからネタバレ)
 
 
レース中盤の展開は,先行して逃げる2人.その後ろに逃げ集団.数分遅れでメイン集団.メイン集団はばっちりディスカバリーがコントロールしちゃってます.ほぼ全員揃ってたんじゃないでしょーか.ランス君も脚がめちゃめちゃ回っていて,今日勝負を決めにきた感がプンプン漂っております.ディスカバリーの予定通りっぽく,グルノーブル下りのスプリント区間でみるみる逃げとの差を吸収.4分近くの差が 3分⇒2分半と縮まっていってしまいます.逃げ集団の方でもいろいろやってて,面白かったんですが・・・.(BH組のヤクーシュ君は,間違いなく逃げ敢闘賞だ!!)
最後のクールシュベルの登りも,ディスカバリーがコントロール.早め早めのペースアップで,他チームの有力選手がボロボロと脱落していきます.まずは,我等が BH(笑)を駆る ベロキと R.エラスが早々に脱落(おいおい〜(泣)).ついでモロー先生がさようなら.ウル君を始めとするTモバイルの面々も散り散りにされ,チーム力を発揮できないまま全滅.ウル君の鬼のような形相がマジ怖い.クレーデン,ビノクロフも脱落.そして脱落者が出るたびに店内にこだまする,お客さんの落胆の叫び.(笑)
そしてディスカバリー列車は最後のアタック,万を持してランスを発射!! そして居た!! 名物,悪魔おじさん*3!!(笑) しかも,ここでランスの積極的なペースコントロールに付いていけず,バッソもさようなら〜.さすがは悪魔おじさん.一番おいしいポイントでバッチリ観戦してますねー.ゴール前のスプリントは,ランス,バルベルデマンセーボラスムッセン.最後まで残ったのはランスとバルベルデで,結局ランスが譲った感じでバルベルデがステージ優勝(とはいえ,ランスがもがいててもバルベルデが勝ってたかも.それくらいバルベルデは良かった.).ランスはタイム差無しの 2位.BH組は逃げまくって敢え無く吸収されたヤクーシュ君が,かなり良い順位でゴール.これは大健闘でしょう.最後まで展開が面白い山岳ステージでした.
第10ステージの結果,ランス君は予定通りのマイヨ・ジョーヌ奪還.このレース内容を見る限り,他のチームにとっては明日につながる材料もなく,かなり厳しい展開になると思います.敢えて言えば,バッソ君がランスにちぎられた後もタレずにそこそこのタイムをキープしたくらいが救いかなぁ.

*1:ちょっと遅れて 23時過ぎに合流

*2:こう書いておくと,カリスマ店長がセールストークに磨きをかけるに違いないかと.(笑)

*3:タニさんはちょうど席を外してて見れず.残念! 家で録画してたビデオでよろしければ貸しますよ.