南隣の台所

うちのアパートは南向きの一階のお部屋なのですが，ちょうど真向かいが，南隣のお家の台所になっているのです．それはすなわちどーいうことかというと，ご飯時ともなると，お向かいからの美味しそうな臭いが漂ってくるわけです．(^^;　そりゃもう，臭いだけでご飯が食べられるくらい．(^^;
今日もお昼時に洗濯物を干していると，いつものようにお向かいの台所から良い臭いが漂ってまいりました．腹減ったな〜と重いつつ，こちらもお昼ご飯に炊飯器を仕掛けていると，突然「ピンポーン」とドアベルが．こんな時分にいたずねてくるのは訪問セールスと相場が決まっています．訝しげにドアを開けてみると，そこには南隣の家のオバちゃんが．
「いつも臭いだけで申し訳ないから，天ぷら揚げたんで食べて頂戴．」
ひぇー，申し訳ないッス．(^^;　恐縮しながらも，有難く頂きました．「しそ」「玉葱」「鶏肉」「ごぼう」の入った，大変美味しい天ぷらでございました．
それにしても，まさか大東京の住宅街で『おすそ分け』なるご近所付き合いを受けるとは思いませんでしたよ．国分寺近辺は比較的昔からの住宅街なので，そーいう文化が残ってるのかもしれませんねぇ．