フロントチェーンリング換装

60T換装後のHANDYBIKE60Tと52Tの比較HANDYBIKEポタリング性能向上のために,フロントのチェーンリングの歯数を 60Tに換装しました.純正の歯数は 52Tで,リアスプロケの歯数が 7Tなので,ギア比は 7.4から 8.6となりました.ギア比アップの効果はおいといて,見た目のインパクトは相当なものです.(笑) チェーンリングの半径とクランクの長さがほとんど同じ!! タイヤで走ってるんじゃなくてチェーンリングで走ってるように見えます.
材料と工具の調達は,いつもの和田サイクルさんでお世話になりました.在庫にはアレックス・モールトン純正の 62Tのチェーンリングがあったのですが,価格が 15,000円もするので断念.Mマークが付いてるだけであんなに高いなんて! 60Tの方は数種類の在庫があって,お値段も 7200円でした.チェーンカバーの無いものもあったのですが,持ち運び時の油汚れ防止を考えて,チェーンカバー付きのものをチョイス.正解だったと思います.
チェーンリングの付け替えは簡単なので自分でやりましたが,チェーンの張替えは未経験なので和田さんにお任せ.(さすがに,チェーンカッターを自分で買って練習する気力は無い・・・.^^;) HANDYBIKEはチェーンの張りの調整幅がほとんど無い(1cm程度しか動かせない)ので,チェーン長の設定はシビアです.交換した 60Tだと微妙に長さが会わなかったので,半コマを入れる必要がありました.結果,純正チェーンに +3コマ+半コマ になりました.この状態でリアのホイールを後ろに引っ張ってチェーン張りを調整.リアのブレーキシューとタイヤのクリアランスがかなりギリギリです.とりあえず当たってないのでそのまま乗ってますが,暇を見てヤスリでシューを削ってクリアランスを確保する必要がありそうです.
結果ですが,漕ぎ出しはちょっと重い(空気の抜けたタイヤのママチャリでの漕ぎ出しって感じ)ものの,走り出すととっても快適です.HANDYBIKEの純正ギア比の場合,あっというまにギアを回しきっちゃう感がありましたが,これなら巡行スピードでもちょっと上に加速域を残していて,踏み込めばちょっとだけ加速します.ただし,ギア比が高くなった分,純正のシートポジションだと多少踏み込みにくさを感じるようになりました.ポジションを前に出して,脚を蹴り出しやすくする必要がありそうです.HANDYBIKEのクランク回転数を考えると,ビンディングペダルも有効かも・・・.