そして現実に・・・

TOK2005-11-16

沖縄ボケはちっとも治っていないですが,なんとか会社に復帰しています.だって,これでもサラリーマンですから,テルみたいに「一日中自転車乗って暮らす!」という訳にはいきません.まぁ,お店に自転車を回収しに行ってピッカピカに洗車するくらいのチャリ馬鹿っぷりは見せてもいいですよね!?
某自転車雑誌の出版元としても有名な『東京生活』という雑誌が吉祥寺特集を組んでいたので買ってきました.「梅図かずお,相変わらず濃ゆいなぁ!」とか「ジブリ美術館,行ってみたいなぁ!」とか「あのお店はお薦めできない」とか思いながら読んでいたのですが,とても引っ掛かるページがあった.写真屋さん「らかんスタジオ」さんの主人の言葉なのだが・・・
「やっぱりね,フィルムの方が断然いいですよ.」「デジタルが当たり前で違いのわからない人が増える」
確かに,フィルムと今の普及帯デジカメで使われてる CCDとではダイナミックレンジが違う.だから,現段階ではフィルムの方が色の幅は広いと思う.だけれども,それと「“深み”・“味”・“雰囲気”の微妙な違い」ってのは違うんじゃないかなぁ.デジカメだって基本構造はフィルムカメラと同じで,最終的に化学的にフィルムに焼き付けるか,CCDでデジタル信号に変換するかの違いだけでしょ?(別にデジカメに限ったことではなく,デジタル機器といえども物理レイヤまで落ちればアナログな世界のはず.) デジカメでも製品毎の光学系の設計の違いや使用する CCDの特性で,フィルムカメラと同様に微妙な違いがある.よって「デジタルが当たり前で違いのわからない人が増える」ってことは絶対にないと思うのですよ. むしろ,フィルムに凝り固まった古いカメラ好きの方が「デジタルの違いのわからない人」になっちゃう危険性があるんじゃないかなぁ.
そんなことを思いながらコーヒーを飲んでいるわけですが,以外にいろんなところに沖縄のダメージが残ってるみたい.おもむろに脚がふら付いたり,電車で立っていると腰が辛かったりしてました.しっかり疲れを抜かないと・・・!!