日立中央研究所・春の庭園開放

4月10日は国分寺の日立中央研究所の庭園が一般開放される日です.いつもは立入禁止になっているわけですが,西武線の線路沿いの道を走っているとチラリと見事な庭園が見えることがあり,かねがねこっそり塀を乗り越えたい!! 中を拝見してみたい!!と思っていたのです.この機会を逃す手は無いと行ってきました.

今回の日記かなーり画像が多いので,以下「続きを読む」の先に画像をペタペタしときますです.m(-o-)m
まずは正門から研究所の前を通って,社屋の隣に広がる芝生(A)に向かいます.ごらんの通りかなり広い芝生で,いきなり見事な桜を見ることができます.枝垂れ桜がとても綺麗でした.:-) 今日は飲食持ち込み OKとのことで,家族連れはここでランチを食べていました.

芝生から庭園へと降りて行く道は(B),ちょっとしたトレッキング気分のダート道です.この庭園のいいところは,桜だけじゃなくて,山ツツジや山吹など,いろんな季節の草木を見ることができること.竹林にはまさに生えかけている筍を見ることもできます.旨そう かわいいです.坂を降りきった所で右手に大池(1)の東端を望むことができます.

ここでちょっと道をそれて,マス池(4)に寄り道してみます.マス池は,昔は VIPが来所した際の園遊会の釣堀(!!)として使っていたようで,昔はニジマスを飼っていたらしいです.現在の池には鯉が放たれており,周囲は菖蒲や菜の花などなどが植えられたちょっとした花壇のようになっていました.

順路にもどって大池の東側から時計回りに廻っていくと,このあたり(C)は紅葉がたくさん植えられています.日光に照らされる緑の紅葉もなかなかいいもので,癒されますねー.植えられている木もなかなか見事なものが多いです.ほんとにここは国分寺市のど真ん中なのでしょーか?? w)

大池の南端に水門が設置されています(D)が,実はここが野川の源流の一つ.水門から放流された水が数十メートル流れたところで,西武線/中央線の線路を潜るための水路に入ります.

野川源流を見物したところで,水門の側から大池の真中を渡る橋を通って一旦向こう岸(E)に渡りました.ちょうど池にせり出しているこの部分は芝生スペースになっていて,ぐるりと大池を見回すことができるようになっています.ここもランチをしてる家族連れが多かったですねー.ここの枝垂桜は特に見事で,絶好のお花見スポットでした.:-P

再び橋を渡って池の南側へ戻り,右手に大池を見ながら歩いていきました(F).ツツジも桜も見ごたえがありますけど,椿も綺麗でしたねー.TOK的には,池のちょうどこのあたりのほとりに座って桜を見ながらお昼寝ってのがお薦めだと思いました.

大池の西端(G)あたりは枝垂桜やツツジが集中的に植えられていて,春の見所の一つだと思います.ここで写生をしている人もたくさんいました.十月桜という品種も植えられているのですが,今は春なので残念ながら花は無し.

ぐるっと池の北側(H)を歩いていくと,日立の植え込み(3)の向こう側に,国分寺崖線の湧水ポイント(2)があります.一日 3万トンくらいの勇出量があるらしく,ちょっとした小川の様相を呈していますよー.山葵が旨そうです.w)

大池周辺を堪能したところで芝生方面に坂を上っていくと,再び研究所の社屋が見えてきます(I).御衣黄桜(ぎょいこうざくら)という黄色い花をつける桜があるらしいのですが(5),残念ながら開花は4月中旬以降ということで,今日のところは蕾のままでした.

ぐるっと大池を一周してくるのに,たっぷり1時間は楽しめます.井の頭公園で人にもみくちゃにされるくらいなら,中央研究所の庭園でしっぽりとお花見をする方が100万倍オトクだと思いますよ〜.